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ステップバイソン

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バイソン属
ステップバイソンの頭骨
ステップバイソンの頭骨
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ウシ目 Artiodactyla
亜目 : 反芻亜目 Ruminantia
: ウシ科 Bovidae
亜科 : ウシ亜科 Bovinae
: バイソン属 Bison
: ステップバイソン B. priscus
学名
Bison priscus
Bojanus, 1827
英名
Steppe Bison
Steppe Wisent

ステップバイソンBison priscus)とは、第四紀時代のヨーロッパ、中央アジア、ベーリング地峡と北米の草原地帯で発見されるバイソン類のことである。バイソン・プリスクスステップヴィーゼントとも表記される。オーロックスとその子孫は南アジアでは発見される場所や時代が重複しており、この種から進化したとしばしば誤解されている。

概要

ステップバイソン
ステップバイソンの角
ファイル:Lascaux-aurochs.jpg
ラスコーの壁画

ステップバイソンは更新世後期に絶滅して、ヨーロッパでは近代的なヴィセント種、アメリカではアメリカバイソンの繁栄によってとって代わられている。

体高は2mを超え、形態は現代のバイソンと酷似している。左右の角が繋がって1mほどに見えるが、実際の角は1本あたり50cm程度である。

ラスコーなどの洞窟壁画に、ステップバイソンが描かれていることがある。