ジャンヌ・ド・ヴァロワ (ナバラ王妃)

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ナバラ王妃フアナ・デ・バロイス

ジャンヌ・ド・ヴァロワ(Jeanne de Valois)またはジャンヌ・ド・フランス(Jeanne de France, 1343年6月24日 - 1373年11月3日)は、フランスジャン2世と最初の妃ボンヌ・ド・リュクサンブールの娘。ナバラカルロス(シャルル)2世(悪人王)の妃。スペイン名はフアナ(Juana de Valois)。

1352年にエヴルー家のカルロス悪人王と結婚した。共にカペー家の分家であるエヴルー家とヴァロワ家は複雑な姻戚関係にあり、1350年にはジャンヌの祖父フィリップ6世がカルロスの姉ブランシュ・デヴルーと再婚している。また、1349年にジャン2世が再婚したジャンヌ・ドーヴェルニュはカルロスとブランシュの姪である。カルロスとジャンヌとは血縁上も遠縁の関係であった。2人の間には3男4女が生まれた。

  • マリー(マリア、1360年 - 1400年) ガンディア公アルフォンソ妃
  • シャルル(カルロス、1361年 - 1425年) ナバラ王カルロス3世、エヴルー伯
  • ボンヌ(ボナ、1364年 - 1389年?)
  • ピエール(ペドロ、1366年 - 1412年) モルタン伯
  • フィリップ(フェリペ、1368年 - ?)
  • ジャンヌ(フアナ、1370年 - 1437年) ブルターニュ公ジャン4世妃、のちイングランドヘンリー4世
  • ブランシュ(ブランカ、1372年 - 1385年)

ジャンヌは末娘ブランシュを生んだ翌1373年に30歳で死去した。