サバクガラス

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サバクガラス
サバクガラス
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: カラス科 Corvidae
: サバクガラス属
Podoces
: サバクガラス P. panderi
学名
Podoces panderi
(Fischer, 1821)
和名
サバクガラス
英名
Turkestan Ground-jay

サバクガラス(砂漠鴉、学名:Podoces panderi)は、スズメ目カラス科に分類される鳥。

分布

カスピ海東部

形態

全長23cm。嘴と喉元は黒く、背面は灰色をしており、下面は肌色をしている。

生態

砂漠地帯に生息する。地上性で、飛ぶことはめったにない。

食性は雑食性で、主に昆虫類トカゲを捕食するが、冬季には植物の芽や種子も食べる。水は飲まず、獲物から水分を取る。

地上30cm-100cmの高さの藪の中や地面に、枝などを用いた球形の巣を作る。古巣を修理して使うこともある。産卵期は3-5月で、一度に2-6卵を産む。抱卵はメスのみが行い、オスはメスに餌を運ぶ。雛は孵化後、約17日で巣立つ。

参考文献