オスラム
オスラム(Osram GmbH )は、ドイツのミュンヘンに本社をおき、LEDなどの光半導体(オプトセミコンダクター)、蛍光ランプ、白熱電球、ディスチャージヘッドランプ等を製造・販売する、シーメンスグループのランプメーカー。
概要
2015年度売上高55.7億ユーロ、純利益1.7億ユーロの企業で、計40000人以上の従業員を抱える大企業である[1]。 2016年1月現在、代表者は最高経営責任者 (CEO) オーラフ・ベルリーン(Olaf Berlien )。オーラフ博士は1962年ベルリン生まれ、IBM・ティッセンクルップ等の企業に勤めた[2]。
1906年、オスラムの商標登録が完了、ブランドが誕生(登録番号:86.924)[3]。OSRAMという名称は1906年にドイツで登録された商標であるが、その由来は照明器具のフィラメントの製造に必要だった物質であるオスミウム(Osmium)のOSと、タングステンにあたるWolframのRAMを合わせたものである[4]。
1919年AEG、Siemens & Halske AGおよびDeutsche Gasglühlicht AGが電灯事業部を統合、製造活動を始めた。 1993年にアメリカの管球メーカー、シルバニア(かつて日本電気と合弁していた)を傘下におさめており、北米ではシルバニアブランドで販売している。 最大拠点であるドイツの他、アメリカ、中国、ロシア、スロバキア、マレーシアに製造・販売拠点を持つ 1978年~2013年までは、シーメンスが単独の株主で現在は少数株主である。
日本法人はオスラム株式会社(Osram Ltd. )。本社所在地は神奈川県横浜市西区北幸二丁目8番29号。日本法人はディスチャージヘッドランプ等の自動車向け製品の輸入・販売を手がけており、一般向け製品の製造・販売は三菱電機との合弁会社であるオスラム・メルコ株式会社および三菱電機オスラム株式会社を通じて行っている。この両社もオスラム株式会社と同じ場所に本社を構えている。
文献
- ^ http://www.osram-group.com/~/media/Files/O/Osram/documents/en/fiscal-year-2015/osram-annual-report-screen.pdf
- ^ http://www.osram.jp/osram_jp/company/management/index.jsp
- ^ http://www.osram.jp/media/resource/HIRES/334233/2591693/history---100-years-of-osram.pdf
- ^ OSRAM_About_us_History
外部リンク