エヴリナイト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。2400:2652:65c0:6d00:6167:8bb1:fa31:851f (会話) による 2022年10月23日 (日) 08:17個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎概要)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

エヴリナイト
ポール・マッカートニー楽曲
収録アルバムマッカートニー
リリース1970年4月17日
録音1970年2月23日、ロンドン・アビー・ロード・スタジオ
ジャンルロック
時間2分32秒
作詞者ポール・マッカートニー
作曲者ポール・マッカートニー
プロデュースポール・マッカートニー
その他収録アルバム
公式海賊盤
夢の翼〜ヒッツ&ヒストリー〜
マッカートニー収録順
バレンタイン・デイ
(3)
エヴリナイト
(4)
燃ゆる太陽の如く/グラシズ
(5)
ミュージックビデオ
「Every Night」 - YouTube

エヴリナイト」(Every Night)は、1970年ポール・マッカートニーが発表した楽曲。

概要

マッカートニーとしては初のソロアルバム『マッカートニー』の4曲目に収録。1969年1月21日1月24日に行われたビートルズの「ゲット・バック・セッション」内で初演奏され、その後、同年の5月~6月にかけてマッカートニーが休暇のために滞在したケルキラ島にて歌詞を完成させた[1]

「頭の中のウヤムヤを忘れたい」「ベッドから出たくない」「無駄に時間を費やしている」といった歌詞に、ビートルズ脱退宣言(1970年4月10日)前後のマッカートニーの心情が表れている。

また、1994年冬に発行されたファンクラブ会報にてマッカートニーは、「以前の曲に戻ると、「エヴリナイト」はリメイクされる可能性があるね。リンゴに『マッカートニー』のアルバムを聴かせたら、僕が最初に歌ったオリジナルのソロ・バージョンの方が好きだと言っていたのを覚えているよ」と語っている[2]

ライブでは、1979年11月~12月に開催されたマッカートニー率いるウイングスの全英ツアーで初披露、その後、同年12月29日に開催された『カンボジア難民救済コンサート』におけるウイングスのステージにて再び披露している。その後、マッカートニーのソロとしては、1991年に放送されたMTVの音楽番組『MTVアンプラグド』出演時にアコースティック・アレンジで披露されたほか、同年に開催されたシークレット・ギグでも同様のアレンジで披露、2002年のツアーでは、アコースティック・ギターによる弾き語りで披露された[3]

因みに、『カンボジア難民救済コンサート』での映像はアルバム『マッカートニー』のスーパー・デラックス・エディション付属のDVD、『MTVアンプラグド』での音源と映像はライブ・アルバム「公式海賊盤」と前述のDVD、2002年のバージョンは、ライブ・アルバム「バック・イン・ザ・U.S. -ライブ2002」及び「バック・イン・ザ・ワールド」にて確認できる。

クレジット

カバー・バージョン

脚注

  1. ^ Every Night”. The Paul Mccartney project. 2022年5月2日閲覧。
  2. ^ Every Night”. The Paul Mccartney project. 2022年5月2日閲覧。
  3. ^ Every Night”. The Paul Mccartney project. 2022年5月2日閲覧。
  4. ^ Claudine Longet - Let's Spend The Night Together (Vinyl, LP) at Discogs