イカリモンガ

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イカリモンガ
シロヨメナに留まるイカリモンガ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目 Lepidoptera
: イカリモンガ科 Callidulidae
: Pterodecta
: イカリモンガ P. felderi
学名
Pterodecta felderi (Bremer, 1864)[1]
和名
イカリモンガ

イカリモンガ(碇紋蛾、学名Pterodecta felderi)は、チョウ目イカリモンガ科に分類されるの1種。

特徴

成虫の前長は約20 mm。翅を立てて花などに留まり、のように昼行性である[2]。翅前翅にある大きなオレンジ色の形状のが、和名の由来である[3]。幼虫はシダ植物イノデ属の植物などを食草とする。

分布

日本では北海道から九州の平地から山地に分布する[3]

類似種

外観はテングチョウに似ている。

脚注

  1. ^ 福井県産昆虫リスト(イカリモンガ)”. 福井県. 2011年10月19日閲覧。
  2. ^ 西尾規孝『昆虫と自然』ニュー・サイエンス社、1999年12月、ISSN 00233218。イカリモンガの生活史(14-17頁)頁。 
  3. ^ a b イカリモンガ”. 会津若松市. 2011年10月19日閲覧。
  4. ^ 日本のレッドデータ検索システム(ベニイカリモンガ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2011年10月19日閲覧。

関連画像

外部リンク