アンヌ・ドア

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Anne Doat
アンヌ・ドア
生年月日 (1936-09-16) 1936年9月16日(87歳)
出生地 フランスの旗 フランス セーヌ県ヌイイ=シュル=セーヌ
(現在のオー=ド=セーヌ県ヌイイ=シュル=セーヌ)
国籍 フランスの旗 フランス
職業 女優、元子役
ジャンル 映画テレビ映画演劇
活動期間 1940年 - 1981年
活動内容 1940年 子役として映画デビュー
1955年 本格的に映画デビュー
1958年 テレビ映画に進出
配偶者 ジャン・エルマン
主な作品
王手飛車取り
 
受賞
1957年 シュザンヌ・ビアンケッティ賞
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アンヌ・ドアAnne Doat1936年9月16日 - )は、フランス女優、元子役である。

人物・来歴[編集]

1936年(昭和11年)9月16日、フランス・セーヌ県(現在のオー=ド=セーヌ県ヌイイ=シュル=セーヌに生まれる。

4歳の誕生日の後、1940年(昭和15年)12月13日にパリで公開されたアベル・ガンス監督の『失楽園』に、名はクレジットされなかったが、ジャニーヌという幼児の役で映画に出演している。本格的な出演は、第二次世界大戦後の1955年(昭和30年)、19歳で出演したジャン・ドラノワ監督の『首輪のない犬』で、同作に出た直後に、ヌーヴェルヴァーグの記念碑的初期作品として知られるジャック・リヴェット監督の『王手飛車取り』(1956年)に主役クラスで出演した。同1956年(昭和31年)、ドラノワ監督の『マリー・アントワネット』にも出演し、翌1957年(昭和32年)、今後の活躍が期待される才能に授与されるシュザンヌ・ビアンケッティ賞を受章した。

ガンス、ドラノワといったフランス映画の古典的巨匠の作品、ジョルジュ・ロートネルのようなヌーヴェルヴァーグと同世代の映画作家の作品に多く出演したが、「ヌーヴェルヴァーグの映画作家」の作品には、ジャック・バラティエ監督の『胡椒入りのボンボン』(1963年)以外は、顔を出してはいない。

1958年(昭和33年)、クロード・ルールセー監督のテレビ映画シリーズ『最後の五分間』に出演して早くもテレビ映画に進出、以降、テレビ映画がおもな活動のフィールドとなった。1981年(昭和56年)以降の活動の記録はみられない。

夫は、映画監督のジャン・エルマンこと小説家のジャン・ヴォートランである。

フィルモグラフィ[編集]

テアトログラフィ[編集]

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外部リンク[編集]