アレルギーの特効薬

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アレルギーの特効薬
山崎まさよしスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ポリドール・レコード
プロデュース 森川欣信
高橋良一
穂苅太郎
中村キタロー(Sound Producer)
山崎将義(Sound Producer)
山崎まさよし アルバム 年表
アレルギーの特効薬
1996年
STEREO
1996年
『アレルギーの特効薬』収録のシングル
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アレルギーの特効薬』(アレルギーのとっこうやく)は、山崎まさよし初のオリジナルアルバム。1996年4月1日発売。発売元はポリドール・レコード

解説

レコーディングに約2年の月日を費やしたという[1]CD帯記載のコピーは『天才より凄い奴!デビュー』。アルバムの英語表記は「Specific of Allergy」。

中華料理」「週末には食事をしよう」「パンを焼く」[2]というタイトルに代表されるように、曲名や歌詞に食べ物を連想させる言葉が多く登場することが特徴のひとつとして挙げられる。この指摘について、山崎自身は「曲を作った頃はまだお金もなく、年中お腹をすかせていたからではないか」と冗談交じりのコメントをしている。

2007年12月19日には、アナログ盤がボックス仕様でリリースされた。

収録曲

  • 全曲とも作詞・作曲: 山崎将義。特記なき曲は編曲も山崎将義。
  1. 月明かりに照らされて(4:41) - 編曲: 山崎将義・中村キタロー
    • デビュー・シングル。セゾンカード インターナショナルのTV・CFイメージソング。
    • 2010年のライブ「音届SPECIAL LIVE」での音源が26枚目のシングル「HOBO Walking」のカップリングとして収録されている。
  2. 窮鼠猫を噛め(3:21)
  3. 心拍数(4:29) - 編曲: 中村キタロー
    • ライヴ盤は通常盤の他、収録テイクが異なる地方別9作品[3]が同時発売。
  4. 中華料理(4:01)
    • 2ndシングル。前奏の異なるアルバム・ヴァージョンで収録。タイトルそのまま中華料理屋で撮影されたミュージック・ビデオが製作された。
  5. 週末には食事をしよう(4:11) - 編曲: 山崎将義・中村キタロー
    • 2ndシングル「中華料理」のカップリング曲。アルバム・ヴァージョンで収録。
  6. 坂道のある街(3:59)
  7. アレルギーの特効薬(2:46)
  8. パンを焼く(3:07) - 編曲: 中村キタロー
  9. 関係ない(3:13)
  10. 妖精といた夏(6:00) - 編曲: 中村キタロー
  11. 根無し草ラプソディー(5:12)

演奏

関連作品

  • BLUE PERIOD - ベストアルバム。「月明かりに照らされて」「心拍数」「中華料理」収録。
  • OUT OF THE BLUE - ベストアルバム。「週末には食事をしよう」収録。
  • ONE KNIGHT STANDS - ライブアルバム。「月明かりに照らされて」「アレルギーの特効薬」「パンを焼く」収録。初回限定版にはこれに加えて「心拍数」「中華料理」も収録。
  • Transit Time - ライブアルバム。「月明かりに照らされて」「パンを焼く」収録。
  • The Road to YAMAZAKI 〜the BEST for beginners〜 - ベストアルバム。「パンを焼く」「関係ない」収録。

脚注

  1. ^ 「山崎まさよしBREaTH 特別号」(Sony Magazines Annex刊)より。
  2. ^ 「パンを焼く」の歌詞には、「スパゲティ」「そば」も登場する。
  3. ^ 北海道編東北編関東編信越/北陸編東海編近畿編四国編中国編九州/沖縄編の9つ。
  4. ^ 「山崎まさよし」(幻冬舎刊)より。