アラン・マーテンス

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1992 Galmer G92
アラン・マーテンス (Alan Mertens)
出生 1950年04月06日[1]ウェストミンスター, ロンドン[1]
国籍 英国[1]
在住 米国, ニューメキシコ州[1]
所属 1976-1988 マーチ・エンジニアリング
1980年代 マーチデザインチームのトップデザイナー
1988-現在 ガルマー・エンジニアリング[1]
(1993末-1998.11は、Bruce McCawが所有)
シャーシ開発コンサルタント
2013 エネルコンで、機械設計者[1]
商業用原子力産業に携わる[1]
公式 Galmer Inc.Galmer Inc. company
(2007.11.05以前の制作)
Galmer Inc. contact
アンサー・レーシング・ミュージアム(map)

アラン・マーテンス(Alan Mertens, 1950年04月06日生まれ)は、米国ニューメキシコ州在住の英国人のレースカーデザイナー。[1][2][3][4]
1992年のアメリカのレースシーンで異様な輝きを見せ、不可解な終わり方をした Galmer G92。

履歴

工学実習生

英国で生まれたマーテンスは、ブリティッシュ・エアロスペース(British Aerospace)の工学実習生(apprentice)としてのキャリアを開始した。1970年にフォーミュラフォード1600でレースを始め、3シーズン後にシェルトロフィーチャンピオンシップ(Shell Trophy Championship)を獲得した。

マーチ

1976年、マーテンスはブリティッシュ・エアロスペースを離れ、当時世界最大のレーシングカーメーカーの1つであったマーチエンジニアリングに加わり、急速に会社で頭角を現し、マーチのチーフデザイナーになり、F1、F2、F3を数年間扱い、1981年から1988年まで、マーテンスはマーチの大成功を収めたIndyCarの設計および製造チームを率い[5]、イギリスとアメリカを行き来して製品のサポートをした。

ガルマー設立

1988年に彼は彼自身の会社、GalmerEngineeringを始めた。

同社は、アメリカのインディカーチームである、リック・ガレス(Rick Galles)の所有する、ガレスレーシング(Galles Racing)(後のガレスクラコ(Galles-Kraco Racing))に研究開発を提供する施設として設立された。 (Galmerは Galles+Mertens)

1990年、ガルマーはガレスクラコをPPGインディカー世界選手権のタイトルに導くことに成功した。ガルマーが開発し、マーテンスが設計し、アルアンサージュニアが運転した車。パートナーシップの成功、わずか6年間で21レースに勝った。

1991年11月には、空力に強い現場でのR&D能力に優れたアンディ・ブラウンが副テクニカルディレクターとして合流する。

1992年の輝き

1991年、ガルマーは独自のインディカー、G92を設計・製造した。この車は1992年シーズンに大成功を収めた。最初のレースでポールポジションを獲得し、シーズンの3番目のレースで優勝し、権威あるUSAインディ500で優勝した。2人のドライバー（アルアンサーJr.とダニーサリバン）はシーズン15回でトップ5にランクインした。32戦中でリタイアは2戦だけでした。この車は、所有者であるGalles Kraco Racingに$3,500,000以上の賞金を齎した。

1992年、マーテンスは、インディ500で優勝したガルマーG92の研究により、「レースカーの設計と開発におけるエンジニアリングの卓越性と革新性」が認められ、自動車技術者協会(the Society of Automotive Engineers)のシュヴィッツァー賞(Schwitzer Award)を受賞した。

ブルース・マッコウのパックウェスト

1994年、マーテンスはブルース・マッコウとのパートナーシップを構築し、ガルマーエンジニアリングでの長年の経験をベースにして、新しいインディカーチームであるパックウェスト・レーシング・グループを結成した。(Bruce McCawによるガルマーエンジニアリングの買収)

1993年には、旧車両のガルマーG92を使っての足慣らしを済ませ、

パックウェスは、ほんの数人の仲間たちからスタートし、1994年には、本格的なIndyCarチームになった。

1997年までに、PacWestは勝利チームとしての地位を確立し、独り立ちできるようなチームになった。

1997年後半から1998年にかけて、マーテンスはヨーロッパに目を向け、さらに別の成功したパートナーシップを確立し、ポートマン子爵の息子であるピアーズポートマンのF3およびF3000チームの開発支援をした。

1998年11月、ブルース・マッコウは彼の持ち株をProdriveに売却した[6]。(Bruce McCawの資金提供の終了)

ガレスに復帰

1999年には、マーテンスがガレスレーシングに復帰し、現在はインディレーシングリーグでレースを行っており、テクニカルディレクターおよびオペレーションディレクターを務めている。

もう一度、アル・アンサー・ジュニアと組んで、彼は表彰台とウィナーズ・サークルに戻る道を見つけた。

マーチエンジニアリングとガルマーエンジニアリングで、マーテンスはUSAインディ500での6回を含む74回のインディカー優勝を担当した。


関連項目

マーチインディカー

インディアナポリス500優勝者
1983 Tom Sneva March83C Cosworth Bignotti-Cotter
1984 Rick Mears March84C Cosworth Penske Cars
1985 Danny Sullivan March85C Cosworth Penske Cars
1986 Bobby Rahal March86C Cosworth Truesports
1987 Al Unser March86C Cosworth Penske Racing
チャンプカー・ワールド・シリーズチャンピオン
1985 Al Unser March85C Cosworth Penske Racing
1986 Bobby Rahal March86C Cosworth Truesports
   
インディアナポリス モデルの製造台数
投入年 / 型式 製造台数 累積製造台数 ノート Marchives, frame page
1980 March 80C 3 3 853 Orbiter=(792/79A-based chassis)chief designer : Ian Reed[7]
1981 March 81C 9 12 921 Based on 811chief designer : Alan Mertens +(Gordon Coppuck)単年
1982 March 82C 20 32 970 Updated 81Cchief designer : Alan Mertens11戦中5勝
1983 March 83C 21 53 1025 Robin Herd's last design, updated 81Cchief designer : Alan Mertenswon Indy 500
1984 March 84C 47 100 1105Adrian Newey's
R&D		Honeycomb Monocoque, tilted engine (3 degrees), won Indy 500
1985 March 85C 44 144 1175New Honeycomb Monocoque                                 first Championwon Indy 500
1986 March 86C 38 182 1290New Monocoque, tilted engine (2 degrees), new body1-2-3 Championwon Indy 500
1987 March 87C 33 215 138986C tub and layout with new rear structure(86C) won Indy 500
1988 March 88C 20 235 1419 'Scaled down' Indy car, overall dimensions and layout as 87C
1989 March 89P 4 239 1444 New car, honeycomb and composite tub, Porsche
March 89C/89CE 2 241 1446 made at Ralt

March 80C = Orbiter

Year Team 型式 E/G # 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 Points Rank
1979 AMI Racing Wildcat DGS 42 Howdy Holmes PHX
  		ATL
  		ATL
  		INDY
7 		TRE
  		TRE
  		MCH
  		MCH
  		WGL
  		TRE
  		ONT
  		MCH
  		MEX
  		PHX
  		NC
1980 AMI Racing ONT INDY MIL POC MDO MCH WGL MIL ONT MCH MEX PHX
Orbitor 80C Cosworth DFX V8t 43 Howdy Holmes 15 8 14 11 13 22nd 314
Orbitor 80C Cosworth DFX V8t Jerry Sneva ?
Orbitor 80C Cosworth DFX V8t Danny Ongais 11
Orbitor 80C Cosworth DFX V8t 46 Gary Bettenhausen 3
Wildcat Mk 2 DGS 158 ci t 3 12 33 20 9 11 DNQ 31 19 9th 1057
Lola T500B Cosworth DFX V8t 43 Tom Bigelow 8 ● 14
Lola T500B Cosworth DFX V8t Greg Leffler ●
44 ● ● ● ●
Lola T500B Cosworth DFX V8t 7 Jerry Sneva ● ●
McLaren Cosworth DFX V8t ●

(AMI のボスが、Sherman Armstrongで、March 80C = Orbiter), Howdy Holmes, "The Orbitor And Me"[8]

(この車の設計は、イアン・リード(Ian Reed)が責任者で進行し、1980年米国のレース現場でR&Dして、基礎データの収集が図られた。)[2]

(1980年、マーテンスはハードと共に811の設計を担当していた。私的な理由からリードがチームを去り、その代役にマーテンスが充てられた。)[2]

ARC風洞(インディナポリス)
社名 Auto Research Center LLC.
社種 非公開会社
業界 自動車 サイクリング 空気力学 風洞
設立 1998年9月
場所 4012 Championship Drive, Indianapolis, IN 46268
重要
人物 		ブルース・マッコウ 取締役 31%
エイドリアン・レイナード 取締役 59%
Art St. Cyr (HPD President) 取締役 10%
ブルース・アシュモア 取締役
Mike Camosy CEO 2000.01-2017.12
マネ
ー
ジャ 		Henri Kowalczyk COO
Kevin Clark Controller
Steve Roskowski Engineering Manager
Winston Bush Model Shop Manager
風洞
施設 		50％スケールのローリングロード風洞
7ポストシェーカーリグ
ドライブラインダイノ
空力自転車施設
CFDなどを使用した研究開発
Web www.arcindy.com
関連
会社 		PacWest Racing Group
American Honda Motor Co. Inc.
Honda Performance Development, Inc.
Reynard North America Inc.
Reynard Motorsport Ltd.
British American Racing F1
Riley & Scott Racing, LLC

ARC風洞

オート・リサーチ・センター社 (Auto Research Center LLC.)は、3社による合弁事業。

の出資により、1998年9月に設立された。[10][11]

1998年11月、ブルース・マッコウはパックウエストの彼の持ち株をProdriveに売却した。


参考文献

  1. ^ a b c d e f g h “Alan Mertens”. oldracingcars.com. 2022年7月22日閲覧。
  2. ^ a b c “Galmer G92(p1) (本人談)”. racer.com. 2022年7月20日閲覧。
  3. ^ “Galmer G92(p2) (本人談)”. racer.com. 2022年7月20日閲覧。
  4. ^ “Galmer G92 (アダムクーパー)”. motorsportmagazine.com. 2022年7月20日閲覧。
  5. ^ “1983, March PLC 雇用者集合写真(#70)”. web.archive.org. 2022年8月8日閲覧。
  6. ^ “The future for David Richards”. grandprix.com. 2022年8月20日閲覧。
  7. ^ “Robin Herd”. pressreader.com. 2022年7月21日閲覧。
  8. ^ “Howdy, The Orbitor And Me”. racingnation.com. 2022年7月25日閲覧。
  9. ^ “Howdy, The Orbitor And Me”. racingnation.com. 2022年7月25日閲覧。
  10. ^ “Lunch with... Adrian Reynard (本人談)”. motorsportmagazine.com (2014年7月7日). 2016年10月8日閲覧。
  11. ^ “ARC取締役 - was co-founded Auto Research Center”. ARC公式サイト. 2022年6月12日閲覧。

外部リンク


創業者
車輛試作者
工場所有者
広告塔
社外
外注関係者
エンジニア
1970年代
1980'継続
1980年代
1990'継続
1993- 94
風洞施設
名称(通称)
  • マーチウインドトンネル = コンテック・ウインドトンネル = ブラックリー・ウインドトンネル
設計(竣工)
所在地住所
  • ブラックリー市街地の北部
  • コンポジット施設コンテックの敷地内
所有移転歴
F1マシン
F2マシン
F3000マシン
インディ・ライツマシン
F5000マシン
F3マシン
CARTマシン
スポーツカー
グループ5, 6
スポーツ2000
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