アジア・ジャパン沖縄オープンゴルフトーナメント

アジア・ジャパン沖縄オープンゴルフトーナメントは、日本ゴルフツアー機構（JGTO）とアジアンツアー（Asian Tour）の共催により、2002年から2005年まで行われた男子プロゴルフトーナメントであった。

元々は毎年4月下旬に開催されていたアジアンツアー日本大会（2001年のみ「アジア・パシフィックゴルフ選手権競技大会」として開催）の「ダンロップオープンゴルフ選手権競技」（後に1997年から「キリンオープンゴルフ選手権競技」に改題）と、12月のシーズン最終戦として開催されていた「沖縄オープンゴルフトーナメント」（協賛:大京→DDIグループ→2000年はノン・スポンサー）だった。

しかし、沖縄オープンの運営予算費用が限られたため2001年の開催が休止になったことや、アジアツアーの日程調整が付かなかったことから2002年にキリンオープンも休止となったことを受けて、同年に沖縄県が日本国本土復帰30周年を迎えたことを記念して12月に日本ツアーとアジアツアーの両団体が共同主催して装いを新たに「アジア・ジャパン沖縄オープンゴルフトーナメント」として開催されていたが、2005年の大会を最後に幕を閉じる事になった。

なお、日本ツアーの扱いとしては開催年度の最終戦をゴルフ日本シリーズとしているため、この大会は開催した年の翌年度の開幕試合（よって2005年度の開催分は2006年度の開幕戦）として扱われ、賞金ランキングも翌年度分として計算されていた。

2005年実績、賞金総額1億円、優勝賞金2000万円。

2005年の大会（12月15日～18日、那覇ゴルフ倶楽部で開催）には、女子プロゴルフの宮里藍が日本人女性として初めて日本で行われる男子の大会に主催者推薦で参加したが、予選落ちとなった（2004年の大会は実兄の宮里聖志がプロ初優勝を飾っている）。

テレビ中継は、大会が始まった2002年大会から2004年大会まではテレビ朝日系列だったが、2005年の大会はテレビ東京系列及びBSデジタル放送のBSジャパンでの放送だった。2005年の放送は宮里藍が出場したこともありテレビ東京系列では4日間すべて中継したが、沖縄地区の琉球朝日放送（テレビ朝日系　当時は沖縄本島周辺のみ放送）だけは決勝ラウンド2日間のみの中継だった。