はばたけ黄金の翼よ
宝塚ロマン[1][2][3]『はばたけ黄金の翼よ』(はばたけおうごんのつばさよ)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。雪組[1][2][3][4]公演。原作は粕谷紀子・作『風のゆくえ[1][2][3]』(週刊『セブンティーン[1][3]』連載(集英社))。宝塚[1]・東京[2]は22場(本公演)。宝塚[1]・東京[2]における本公演の併演作品は『花夢幻』、地方公演[3]は『フル・ビート』。脚本・演出は阿古健[1][2][3]。宝塚・東京は麻実れいのサヨナラ公演であった。
公演期間と公演場所
- 1985年1月1日 - 2月12日(新人公演:1月22日) 宝塚大劇場[1][4]
- 1985年4月4日 - 4月29日(新人公演:4月16日) 東京宝塚劇場[2][4]
- 1985年9月3日・新潟、4日・前橋、6日・金沢、7日・松任、8日・鯖江、10日・甲府、11日・昭島、13日・瀬戸、14日・静岡、15日・豊田、16日・刈谷、18日・町田、19日・浜松、21日・武蔵村山、22日・仙台、23日・習志野、24日・調布 (地方公演[3])
ストーリー
※宝塚公演のもの[5]
時は中世の北イタリア。隣国・ボルツァーノと覇権を争うイル・ラーゴの領主ヴィットリオは、ボルツァーノの新領主となったジュリオが提案した和平の条件、ジュリオの異母妹・クラリーチェとの結婚を要求する。結婚式の夜、クラリーチェはすきを見てヴィットリオに短剣をむける。敵同士の二人が真の愛により結ばれるまでの物語。
スタッフ
宝塚[1]・東京[2] ※氏名の後ろに「宝塚」「東京」の文字がなければ両劇場共通。本公演のもの。
- 作曲・編曲:寺田瀧雄・高橋城
- 音楽指揮:橋本和明(宝塚)、北沢達雄(東京)
- 振付:喜多弘・羽山紀代美
- フラッグ振付:山本富男
- 擬闘:金田治
- 衣装:任田幾英
- 装置:石浜日出雄・関谷敏昭
- 照明:今井直次
- 小道具:榎本満春
- 効果:川ノ上智洋
- 音響監督:松永浩志
- 演出監督:美吉左久子
- 演出助手:谷正純・日比野桃子
- 制作:武井泰治
- 製作担当:横山美次(東京)
主な配役
宝塚・東京
- ヴィットリオ・アラドーロ - 麻実れい(杜けあき)
- ファルコ・ルッカ - 平みち(古代みず希)
- ジュリオ・デル・カンポ - 杜けあき(明都ゆたか)
- クラリーチェ・デル・カンポ - 一路万輝(紫とも)
- グリエルモ伯爵 - 尚すみれ(文月玲)
- アルベルト伯爵 - 真咲佳子(光木裕)
- ルッカ伯爵 - 沙羅けい(名月かなで)
- ジョバンニ - 北斗ひかる(高嶺ふぶき)
- ロレンツォ - 青樹りょう
- アントニオ - 千城恵
- ロドミア - 草笛雅子(立原かえ)
- レオノーラ - 美風りざ
- エリザベート - 北いずみ
- カタリーナ - 鳩笛真希(美月亜優)
- ビアンカ - 毬谷友子
- サンドラ - 銀あけみ
- シントラ - 晃みやび(早原みゆ紀)
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- ノビーレの男、ドルチェS、紳士 - 麻実れい
- ノビーレの男、紳士 - (杜けあき)
- ドルチェ、歌手 - 平みち・杜けあき
- 歌手 - 毬谷友子
- ノビーレの女 - 一路万輝(紫とも)
- ドルチェS - (安輝ひさと・一路万輝・高嶺ふぶき)