きらきら星変奏曲
クラシック音楽 |
---|
「Template:クラシック音楽」を このページに使わないで ください。代わりに 「Template:Portal クラシック音楽」を ご利用ください。 |
作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 ルネサンス - バロック 古典派 - ロマン派 近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 木管楽器 - 金管楽器 打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 交響曲 - ピアノ協奏曲 ピアノソナタ ヴァイオリン協奏曲 ヴァイオリンソナタ チェロ協奏曲 フルート協奏曲 弦楽四重奏曲 - オペラ 指揮者 - 演奏家 オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 宗教音楽 |
イベント |
音楽祭 |
メタ |
ポータル - プロジェクト カテゴリ |
きらきら星変奏曲(きらきらぼしへんそうきょく、独: 12 Variationen über ein französisches Lied "Ah, vous dirai-je, maman" )ハ長調K. 265は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1778年に作曲したピアノ曲である。原題を直訳すると、フランスの歌曲「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲。
概要
12 Variationen über
"Ah, vous dirai-je, maman"(きらきら星変奏曲)
当時フランスで流行していた恋の歌「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」 ("Ah! vous dirai-je, maman") による変奏曲である。この旋律は後に恋の歌ではなく童謡『きらきら星』として知られるようになったため、日本では『きらきら星変奏曲』とも呼ばれるようになった。しかし、『きらきら星』の歌詞が書かれたのはモーツァルトの死後である。
曲の構成
主題の提示と12の変奏からなる。曲のおよその長さは12分ほどである。
- 主題
- 主題の提示だが、現在『きらきら星』として知られる曲よりも少し修飾がなされている。
- 第1変奏
- 16分音符と巧みな半音階の導入できらびやかな効果を出している。
- 第2変奏
- 左手のずっしりとしたアルペジョが早いパッセージで登場
- 第3変奏
- 右手のアルペジオで美しい音色を出す。
- 第4変奏
- 左手が10度飛ぶ厄介な部分。気まぐれな雰囲気を出す。
- 第5変奏
- ここでは一度静まり返る。軽々しい和音に不協和音が一部混ざることにより、更にかわいらしさがあふれる。
- 第6変奏
- 左手の早いパッセージと共に右手がメイン。途中から右手に早いパッセージが来る。
- 第7変奏
- 右手の1オクターブのスケールで始まり壮大さが生まれる
- 第8変奏
- ハ短調に転じる。ここでは短調の雰囲気で重々しく流れる
- 第9変奏
- ハ長調に戻る。軽快な音が響き渡る。
- 第10変奏
- 手が交差する。和音と共に盛り上がる。
- 第11変奏
- 速度がアダージョになる。少々主題に手が加えられた部分もある。ゆっくりめで温和な雰囲気。最終変奏の前の緩徐楽章的な役割。
- 第12変奏
- 3拍子になる。左手の早いパッセージで始まり、非常に早い。最後は、大いにクレシェンドして終わる。
備考
外部リンク
- 12 Variations on "Ah vous dirais-je, Maman", K.265 (Mozart, Wolfgang Amadeus) - IMSLP: The International Music Score Library Project