いますぐ抱きしめたい
いますぐ抱きしめたい | |
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旺角卡門 As Tears Go By | |
監督 | ウォン・カーウァイ |
脚本 | ウォン・カーウァイ |
製作 | ローヴァー・タン |
出演者 |
アンディ・ラウ マギー・チャン |
音楽 | ダニー・チャン |
撮影 | アンドリュー・ラウ |
配給 | ユーロスペース |
公開 | 1991年3月29日 |
上映時間 | 96分 |
製作国 | 香港 |
言語 | 広東語 |
『いますぐ抱きしめたい』(いますぐだきしめたい、原題:旺角卡門、英語題:As Tears Go By)は1988年制作の香港映画。
概要
ウォン・カーウァイの監督デビュー作である。ストーリーはいわゆる香港ノワールものだが、ウォン・カーウァイ独特の映像センスがすでに見られる。カーウァイの映画スタイルが完成するのは次作『欲望の翼』においてである。
日本では、1989年の「香港電影祭」にて『モンコク・カルメン』のタイトルにて上映された後、1991年に劇場公開された。
ストーリー
ギャングの一員のアンディは、ランタオ島からやってきた従姉妹のマギーと密かに想いを寄せ合うようになる。次々にトラブルを起こす弟分ジャッキーのトラブル処理のため身も心もボロボロになっていくアンディは、ランタオ島に戻ったマギーとつかの間の安息の時を過ごすのだが、再びジャッキーが問題を起こし、アンディは彼を救いに駆けつける……。
キャスト
スタッフ
その他
- 日本劇場公開時には『トップガン』の挿入歌として知られる「愛は吐息のように」の広東語カバーが挿入歌として使用されたが、香港電影祭で上映されたものは台湾の王傑の歌が使用されていた。ポニーキャニオンから1991年10月に発売されたビデオの字幕版(及びレーザーディスク版)は、日本劇場公開版でなく香港電影祭のバージョン。ただし日本語吹替版では字幕版と異なり、終盤近くで「愛は吐息のように」広東語版が使われている。日本劇場公開版は心臓の鼓動を思わせるBGMで終わるが、このバージョンは日本版ビデオ・LD・DVD、香港版DVDのいずれにも未収録。
- ビデオ・LDは『香港チンピラストーリー いますぐ抱きしめたい』のタイトルで発売された。後に廉価版ビデオが発売された際にはウォン・カーウァイの知名度が上がっていた為、『ウォン・カーウァイ第一回監督作品 いますぐ抱きしめたい』と更に改題された(「香港チンピラストーリー」部分を上から「ウォン・カーウァイ第一回監督作品」の字で覆い隠している)。