Wikipedia:記事の所有権

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エチケット
礼儀を忘れない
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説明責任
善意にとる
個人攻撃はしない
記事の所有権
新規参加者を苛めない
腕ずくで解決しようとしない
法的な脅迫をしない
多重アカウント
オープンプロクシは禁止

合意形成
論争の解決
統合提案
分割提案
改名提案
コメント依頼
投票は議論の代用とはならない
調査投票の方法

方針とガイドライン一覧
プロジェクト関連文書一覧

ウィキペディアにあるすべてのコンテンツ[1]の編集は共同して行われます。何人も―どんなに熟練していて、コミュニティ内でどんなに高い地位にあろうと―ある記事を所有しているかのように振る舞う権利はありません。

概要[編集]

ウィキペディアの記事に所有者はいません。これらは全人類の共有財産であるのです。これは、ウィキペディアが採用しているクリエイティブ・コモンズ表示-継承ライセンス (CC-BY-SA) とGNU Free Documentation License (GFDL) で保証されていることです。記事に所有者がいるという考えはよくある間違いの一つです。

しかしながら、一部の投稿者は自らがこのプロジェクトへと寄稿した記事に対して所有者意識を抱き、その記事に介入しようとする「邪魔者」からその記事を守ろうとしてしまうのも事実です。

あなたは、あなたが専門としている分野や興味を抱いている記事をウォッチリストに入れていることでしょう。だからといって警戒しすぎるのは禁物です。それが不当な改変防止に走らせてしまうのですから。

ウィキペディアにいったん投稿してしまうと、あなたの文章を誰かが編集するのを止めることはできません。どの編集ページにも以下のことが書かれています。

Wikipedia(ウィキペディア)に投稿された文書は、すべてCC-BY-SAとGFDLのもとに発行されます(詳細はWikipedia:著作権を参照)。他者による容赦ない編集および配布を望まないならば、その文書を投稿しないで下さい。(一部誇張表現あり)

他者による編集があまりにも気になるのなら、しばらく編集作業を休んではどうでしょうか。少し休んで頭を冷やせば、また違った見方ができるかもしれません。あるいは、誰かが記事に対して所有権を主張しているのであれば、そのことをその記事のノートで指摘することもできます。他の編集者に意見を求めたり、論争の解決法に従うことも検討してみてください。

私有化の種類[編集]

私有化問題には二種類のケースがあります。一人の編集者によるものと複数の編集者が関与するものです。

単独の編集者による私有化[編集]

記事を私有化している編集者に対しては、その記事のノートにおいて、他の読者が私有化問題に関する議論だと分かるような見出しを付けて対話を開始してください。どのような場合でも、その編集者の意図を推察して非難や攻撃をしてはいけません。必要であれば、あなたの問いかけに対する攻撃的な回答は無視してください。そういった振る舞いが続くのなら、その問題について紛争解決手続きに従う必要が出てくるかもしれませんが、そのような調停手続きに進む前に、まずはノートページにてその編集者と善意にとって話し合ってみることが大事です。

すべてとは言いませんが、私有化問題を起こす個人の編集者は、その記事の主要執筆者であることが多いです。そういった編集者はその分野の専門家であったり、記事の質と正確性を保つことに高いモチベーションをもっていたりするので、話し合いに際しては、そのことに配慮してください。このような編集者は議論を歓迎しますから、彼らと意見を交換するだけで、たいていの場合、私有化問題を解決できるでしょう。もしも、その編集者が敵対的であり続け、個人攻撃や編集合戦を始めたら、破壊的な行動は努めて無視して、代わりにノートで議論してください。ノートでの議論の後でも私有化問題が継続するなら、論争解決手続きが必要となるでしょう。その場合でも、少なくとも一度はその編集者と直接問題を解決しようと努力したということは記録に残ります。私有化問題を指摘された編集者のありがちな反応は、プロジェクトを去るように脅すことです。私有化に関する本方針は、そのような編集者には休暇を取ってもらうことを推奨します。いったんプロジェクトから離れてもらい、その用意ができたら戻ってきてもらうとよいでしょう。

複数の編集者による私有化[編集]

複数の編集者がお互いの記事で私有化を正当化する行為は、非常に複雑な問題となることがあります。最も分かりやすい例は、中心的な編集者を他の編集者がかばうことで、中心的な編集者による記事私有化が強化されるというようなものです。これはプロレスで複数のレスラーが交代でリングに上がることになぞらえて俗にWikipedia:Tag teamタッグチーム)とも呼ばれ、このような行為は新規編集者と熟練編集者の両方をいらつかせます。この場合でも、一人の編集者による私有化問題と同様に、編集者の問題行動に対処しようとするのではなく、私有化問題自体に対処するようにしてください。それがうまくいかない場合、論争解決手続きを進めることになりますが、その前にノートで対話することで自分で解決を試みることが大切です。

私有化問題を解決する[編集]

記事の私有化問題は、見つけるのは簡単ですが、関係する編集者が満足するような形で解決するのは非常に困難です。冷静に、相手の言動を善意にとり礼儀を忘れないことはどんな場合にでも参考になります。記事を私有化していると他の編集者を非難することは、攻撃的に見えたり、ときには個人攻撃のように映ってしまうこともあります。ですから、記事を私有化している編集者には、あなたが望むのと同じくらい礼儀正しくその事を指摘するようにしてください。私有化を指摘された編集者は、自分にはその自覚がないことが多いので、善意にとることが大事です。中には、記事を荒らしから守っているつもりで、あらゆる変更に対して敵意をもって対応する編集者もいます。あるいは、中立性という方針の重要性を十分に理解できずに、自分自身の特定の観点を推し進めようとする編集者もいます。

私有化の振る舞いの例[編集]

行動[編集]

  1. ある記事について、レイアウト修正・画像挿入・言い回しの推敲といった細部の変更についてであっても毎回異議を申し立てる。それが明確的か暗黙的かに関わらず、その記事への加筆前に「内容査読権」を主張する編集者がいる。(明確なフォーマットエラーの機械的修正等は除く)。
  2. その記事はたとえ正当な編集内容であろうと、ある編集者によって頻繁に特定の版にリバートされている(定期的かどうかは様々)。
  3. 他の編集者のノートに対して、更なる加筆を思いとどまらせるようなコメントを残す。形式は様々で、ただ単にネガティブなだけな発言、脅迫や侮辱を含む発言、ある記事テーマ関連について編集を禁止させる発言など。過激な例では、私有化した編集者が他の編集者をひいきしたり、他の編集者の執筆範囲に対して、「きみはその記事を編集する為に必要となる深い知識が欠如している」などの異議を唱えたりする(上記1,2項も参照)。
  4. 記事中に執筆者の名前を記載する。-- Wikipedia記事には所有者はいません、そのため記事本文に署名を残してはなりません。正確な全編集者の名前は履歴ページにて参照できます。一方で、ノートページにおいてコメント・引用・投票をする際には、自分自身の投稿に署名することは推奨されます。これは文末に"~~~~"を付加する形です。

発言[編集]

  1. 「あなたには、この記事を編集するにふさわしい資質があるといえるのでしょうか?」
  2. 「あなたは先ず小規模な記事編集から着手してみるべきです」
  3. 「あなたは明らかに、このテーマについての実務経験が不足している」
  4. 「この記事は、私/彼/私たちによって作成された(大部分の記事を書いた)のです」(そのことを理由に何かしらの不適切な権利や地位を主張する)
  5. 「こんにちは、記事を執筆して頂いてありがとうございます。あなたの記事編集を拝見し、いくつかの助言を差し上げようと思いました。例の記事への編集についてなのですが、私はこの分野の専門家なので、記事正確性を期するためにあなたの編集をリバートしました。何か反論ありましたら、私の会話ページまで連絡くだされば直ぐに回答いたします。そういう事ですので、よろしくお願いします」
  6. 「もしその話題について、A氏があなたの判断を意見を重要でないと言っているのなら、それは明らかにたわいもない意見という事なんだ、そうだろう?」(複数の編集者による私有化)
  7. 「この記事を見た限り、問題はまったくないと思います、この記事を変更する必要は全くありません」

リバート[編集]

  • 「ノートで議論なき編集」
  • 「記事相応の品質で執筆できるようになるまで、この記事を編集しないでください」
  • 「加筆お疲れ様です、でもこの内容は不要です」
  • 「wikipedia以外の事で多忙なので、今はその加筆を検証する時間がない」
  • 「その本を持っていないので、加筆内容を検証できない」
  • 「その件は合意されていない。その時自分はオフラインだった」
  • 「時間があるときに、自分がもっとよい内容に編集するから」
  • 「自分が十分な時間をかけて執筆した記事ですので、それを破壊しないで」
  • 「先にプロジェクトXで同意を取ってからにして」
  • 「あなたの加筆は、この記事の向上に役立っていない」

脚注[編集]

  1. ^ 記事、カテゴリ、テンプレート、その他を含む。

関連項目[編集]