SGガールズ

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SGガールズ
出身地 日本の旗 日本
ジャンル アニメソング
活動期間1996年8月??日 - 1997年1月18日
旧・SGガールズ
1997年1月19日 - 自然消滅
(新・SGガールズ)
メンバー 鈴木麻里子
米本千珠
豊嶋真千子
小田美智子
前田愛
満仲由紀子
岡田純子
岡本麻見
鈴木麗子
今野宏美
牧島有希
西口有香
有島もゆ 
旧メンバー 岡田純子 

SGガールズ(エスジーガールズ)とは、ゲーム「センチメンタルグラフティ」およびその関連作品に於いてヒロインを担当した声優12人で組織されたユニットのこと。

組織の構成は後述の通りだが、広義ではセンチメンタルジャーニーのオープニングテーマおよびエンディングテーマの歌唱を担当した歌手・渡辺かおる13人目のSGガールズとしての位置付けで呼ぶこともある。

メンバー

青二プロダクションからの採用

当時、青二プロダクションに所属していた声優6人を起用。

生年月日順に記載

氏名 役名 所属プロダクション 現所属プロダクション
鈴木麻里子 沢渡 ほのか 青二プロダクション 青二プロダクション
米本千珠 松岡 千恵 青二プロダクション 青二プロダクション
豊嶋真千子 杉原 真奈美 青二プロダクション 青二プロダクション
小田美智子 綾崎 若菜 青二プロダクション 引退[1]
前田愛 永倉 えみる 青二プロダクション 青二プロダクション
満仲由紀子 森井 夏穂 青二プロダクション 青二プロダクション

一般公募からの採用

一般公募にて当時、声優養成所の塾生および一般人だった6人を採用。採用後はマーカスに一時的に仮所属していた(別称「うさぎ組」)。

生年月日順に記載

氏名 役名 所属プロダクション 所属プロダクションの途中経過 現所属プロダクション
岡田純子 安達 妙子[2] マーカス[3] アクセント
元氣プロジェクト
オフィス ワタナベ
KAMプロモーション
フリーランス
岡本麻見 星野 明日香 マーカス 青二プロダクション
トルバドール音楽事務所
フリーランス[4]
鈴木麗子 遠藤 晶 マーカス 青二プロダクション↴
Velbet Management
ユニビジョン
ウェーバーサウンド
今野宏美 山本 るりか マーカス 青二プロダクション[5]
牧島有希 保坂 美由紀 マーカス 青二プロダクション[6]
西口有香 七瀬 優 マーカス 青二プロダクション[7]
トライビート
サンズコム[8]
TABプロダクション

続編からの採用

氏名 役名 所属プロダクション 現所属プロダクション
有島もゆ[9] 安達 妙子[10] 青二プロダクション 青二プロダクション

ラジオ番組での組割

例として、センチメンタルジャーニーへの出演順で記載(ただし、有島はセンチメンタルジャーニーには未出演)。

氏名 S.N.(2組制) S.N.(第1次・4組制) S.N.(6組制) S.N.(第2次・4組制) 帰ってきたS.N. Only S.N.2
鈴木麗子 未出演 D組 A組 B組 A組 D組
米本千珠 B組 C組 E組 A組 A組 A組
西口有香 未出演 B組 B組 D組 A組 C組
豊嶋真千子 A組 A組 A組 C組 B組 A組
満仲由紀子 A組 D組 D組 A組 B組 D組
小田美智子 A組 C組 C組 D組 B組 B組
今野宏美 未出演 A組 C組 C組 C組 D組
岡本麻見 未出演 C組 E組 A組 C組 C組
牧島有希 未出演 B組 D組 C組 C組 C組
前田愛 B組 B組 F組 D組 D組 B組
岡田純子 未出演 A組 F組 B組 D組 未出演
鈴木麻里子 B組 B組 B組 B組 D組 A組
有島もゆ 未出演 未出演 未出演 未出演 未出演 B組
  • センチメンタルナイト時代は、組名の前に「3年」と付いており、「3年○組」と称していた。
    は、2組制はA~B、第1次4組制はA~D、6組制はA~F、第2次4組制はA~Dの、それぞれ何れか。
    E組・F組はこの番組の中期のころにのみ存在し、4組制の復活に伴って完全に廃止された。
  • センチメンタルナイトの6組制時代は、青二組うさぎ組の組み合わせだった。
    これは、新人だったうさぎ組の6人が、まだ仕事に不慣れであることを考慮し、先に採用された青二組のメンバーがうさぎ組のメンバーをサポートするためなどの配慮であったと考えられている。
    ただし、6組制の前に最初期の4組制が組まれていた。

リーダー制

  • 特に誰がリーダーだという取り決めはない。
  • 12人全員が久し振りに勢揃いしてラジオ番組「帰ってきたセンチメンタルナイト」の最終回に出演したとき、北海道札幌市在住のリスナーから送られてきた質問ハガキ(読んだのは岡田純子)で、「SGガールズの中で最も権力があるのは誰か?」という質問に対し、メンバーが議論したが、西口有香が「やっぱり私かなぁ…」と冗談半分で呟くと、皆で笑った後に他のメンバーも「では西口有香がリーダーということで…」と締めたので便宜上は最年少である西口有香がリーダーということになっているが、これはあくまで冗談である。
  • ラジオ番組やイベントなど、全員で出演した時はメンバー代表としてコメントしたり、インタビューに回答したりしていることから、最年長である鈴木麻里子および米本千珠がリーダー格としてふさわしいとされる。

降板・製作事情

岡田純子は、後に青二プロダクションとは違うプロダクションであるアクセントに移籍したこと、結婚を機に生活が落ち着くまで芸能活動を自粛することなどの事情があって降板し、担当していた役・安達妙子の後任を有島もゆが引き継ぐが、その後、作品の設定内容(以下参照)によっては役の担当が岡田に戻っている。

※作品の設定内容とは、主に安達妙子の年齢が高校生以前の設定になっている作品である(小学生時代から高校生時代までの安達妙子の声は既に岡田の演技によって固定化しており、声が異なる有島が高校生時代以前の安達妙子を演じると同じ世代で2つの声が存在することになり、混乱や矛盾が生じるため)。

組織名

岡田が初期に在籍した時代も、有島が後任を務めた時代も組織名は「SGガールズ」のまま変わっていないが、基本的には前者である岡田の在籍による12人を呼ぶ呼称を指している場合が多い。

その後

「SGガールズ」はその後に自然消滅し、各声優が独自の道を歩んでいるが、小田美智子が青二プロダクションを辞めた後にフリー活動を経て結婚を期に声優業を引退した以外は、有島もゆを含む他の12人全員が声優を続けている。

一時は岡田純子以外の全員が青二プロダクションに所属していた時期も存在するが、小田美智子がフリー活動への転身の為に青二プロダクションを辞めた他、岡本麻見鈴木麗子西口有香の3人も後に別の事務所に移籍している。

この作品での縁もあってか、その後の各声優の出演作でも3〜4人態勢で共演している。

センチメンタルグラフティ関連作以外での主な共演作

個々の声優が活動を続けていく限り、共演する可能性は常に存在する為、当然ながら共演作は今後増え続ける。すべてを記載することは困難なため、以下ではSGガールズが解体して間もない時期の共演作や、特に共演人数が多い作品を記載する。ただし、以下のジャンルに含まれない新ジャンルでの共演や、共演例の少ないジャンルについては小人数で共演した最新の作品でも数作は記載するべきものとする。また、有島もゆの名前の表記については、その作品に声をあてた当時の字体とする。

ゲーム

アニメ

CD(ドラマCD含む)

DVD(ドラマDVD含む)

VHS

  • It's say you ~「私立・聖アニメ学園大学」声優クラブ新人歓迎会の巻~:朶峙純(岡田純子)・鈴木麻里子・豊嶋真千子

ラジオ

顔出し

  • 番組名不明:西口有香・牧島有希
    • かつて深夜に放送されたバラエティ番組に出演

舞台

脚注

  1. ^ 引退後もセンチメンタルグラフティ関連の作品に限り、特別に数度の出演をしていた。
  2. ^ センチメンタルグラフティ2には降板により出演していないが、作品の内容によっては後に復帰して出演している。
  3. ^ マーカスに所属する前に劇団21世紀FOXに所属していた。
  4. ^ トルバドール音楽事務所退社後は表だった活動報告がなされていないが、引退しているわけではない。
  5. ^ 青二プロダクションへのジュニア所属と並行して青二塾に入塾していたとの記事が在るも、青二塾の期生に記録が無く、詳細は不明
  6. ^ 青二プロダクションへのジュニア所属と並行して青二塾に入塾していたとの記事が在るも、青二塾の期生に記録が無く、詳細は不明
  7. ^ 青二プロダクションへのジュニア所属と並行して青二塾に入塾していたとの記事が在るも、青二塾の期生に記録が無く、本人も公式サイトにおいて東京アナウンスアカデミーに入学していた旨の記述しかしていないため、、詳細は不明
  8. ^ 現・あむはうす
  9. ^ 現・有島モユ
  10. ^ 二代目