PPS通信社

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株式会社ピーピーエス通信社
PACIFIC PRESS SERVICE
種類 株式会社
略称 PPS
本社所在地 日本の旗 日本
103-0011
東京都中央区日本橋大伝馬町9-4
山城ビル 4F
設立 1965年12月21日
業種 情報・通信業
法人番号 6010001055219
代表者 破産管財人 関端広輝[1]
資本金 1000万円
外部リンク http://www.ppsimages.co.jp/
特記事項:2023年9月4日破産手続開始決定
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PPS通信社(ピーピーエスつうしんしゃ、登記名:株式会社ピーピーエス通信社、英語名:Pacific Press Service、略称:PPS)は日本のストックフォトライブラリー。

1965年に設立されて以来、主に出版・放送・広告業界などへ写真の使用権のライセンスを行ってきた。2001年に検索ウェブサイト「PPS■画像検索システム」でオンラインでの提供を始めた。

2023年9月4日に東京地方裁判所から破産手続開始決定を受けた[1][2]

業務[編集]

  • 写真の使用権のライセンス
  • 写真展の企画・制作・主催
  • 写真プリントの販売

ライセンス形式[編集]

  • ライツマネージ(RM):使用媒体、期間、部数、地域などの諸条件により使用料が設定されて販売される。
  • ロイヤリティフリー(RF):画像のサイズ別に価格が設定されて販売される。

写真の供給元[編集]

PPSの取り扱う写真は、日本国内および海外の提携先企業やフリーランスの写真家から販売を委託されているものである。以下は主な海外の提携先。

  • ライツマネージ
    • Alamy(イギリス)
    • Bridgeman Images(イギリス)
    • Heritage Image Partnership(イギリス)
    • Mary Evans Picture Library(イギリス)
    • Science Photo Library(イギリス)
    • The Granger Collection(アメリカ)
    • Muench Photography(アメリカ)
    • Science Source(アメリカ)
    • AKG(ドイツ)
    • Erich Lessing Culture & Fine Arts(オーストリア)
    • AGE Fotostock(スペイン)
    • Album(スペイン)
  • ロイヤリティフリー
    • Alamy(イギリス)
    • AGE-Pixtal(スペイン)

写真展活動[編集]

1974年からデパートの文化催事場や美術館などのために数多くの写真展の企画・制作・主催を行ってきた。2001年の時点ですでに100企画を超えている。[1]

たとえば、以下のとおり。

  • アジェ展(1991年、銀座・プランタン)
  • マルク・リブ-展(1991年、銀座・松屋)

写真プリント販売[編集]

PPSが販売した主要な写真プリントコレクション

受賞[編集]

  • 第14回日本写真家協会賞(授賞理由:写真展活動)

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]