PDF-XChange

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。240d:1a:9ea:7d00:f5af:94c:11bc:717 (会話) による 2021年10月10日 (日) 09:52個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

PDF-XChange シリーズ
開発元 Tracker Software Products Ltd.
対応OS Windows XP以降
種別 PDF閲覧・注釈ソフト
公式サイト Tracker Software Products
テンプレートを表示

PDF-XChangeは、カナダTracker Software Products Ltd.が開発しているPortable Document Format(PDF)ファイルの編集・加工閲覧を可能とするソフトウェアシリーズである。タブ切り替え型のPDFビューワーで、同時に複数のPDFファイルを表示することができる。日本語ほかの多言語に対応。

製品の種類

PDF-XChange Editor

フリーウェア。軽快で多機能なPDFビューア。テキストの挿入やハイライト、図形やオリジナルスタンプの追加、フリーペイントなど簡易的な編集ができ、スキャナーで取り込んだ画像からPDFファイルへの変換や任意の画像を挿入できる。英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語のOCR機能や、Webブラウザ拡張やシェル拡張などの機能を備える。また、非商用に限り無償のPDF-XChange Liteが付属。

PDF-XChange Editor Plus

PDF-XChange Editorの機能に加え、作成および入力可能なフォームを編集できる。

PDF-XChange Lite

非商用に限り無償。PDF仮想プリンタPDF-XChange Standardの簡易版。ほとんどのWindowsアプリケーションから直接、読み込んで新しいPDFファイルを作成できる。

PDF-XChange Standard

PDF仮想プリンタ。テキスト検索可能なPDFファイルを作成できる。Microsoft OfficeツールバーアドインOffice2PDFバッチ変換ユーティリティが含まれる。

PDF-XChange PRO

PDF-XChange StandardとPDF-XChange Editor PlusとPDF-Toolsの全ての機能が含まれる。

過去の製品

PDF-XChange Viewer

フリーウェア。PDFファイルが閲覧ができるほかに、注釈(アノーテーション)の入力が可能。アノーテーションの一種であるフリーテキスト(タイプライター機能)は文字を追記したように見える。矢印、囲み線や既定のスタンプを押すこともアノーテーション機能である。PDF本文を作成するには別途ライセンスの購入が必要。同様の機能のフリーウェアにFoxit Reader等がある。

2016年3月23日に、v2.5.317を最後に開発を終了し、後継として上位互換のPDF-XChange Editorに置き換えると発表された[1]ものの、その後もPDF-XChange Editor等の更新に合わせて更新されていたが2021年現在、v2.5.322.10(2018年12月13日リリース)以降は更新されていない。

脚注

関連項目

外部リンク