Grundfos

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Grundfos
種類
公開会社 (デンマーク)
業種 機械工学
設立 1945年
創業者 Poul Due Jensen
本社
事業地域
全世界
主要人物
Mads Nipper(CEO / Group President)
製品 ポンプ
売上高 増加30億3580万ユーロ(2012)
総資産 増加28億700万ユーロ(2012)
従業員数
19,280 (2018)[1]
ウェブサイト www.grundfos.com
ビェリングブローの本社

Grundfos (デンマーク語発音: [ˈɡʁɔnˀfʌs])は、デンマークを基盤とするポンプ製造企業で、全世界で1万9000人以上の従業員を雇用している。 循環ポンプ英語版(SP)や水中ポンプ(SP)、渦巻きポンプ(CR)等、年間1600万個以上のポンプを製造している。 電動機はポンプ用も単体販売も行っている。 ポンプ等を制御する電子制御機構も開発している。

歴史[編集]

1945年、Poul Due Jensenがデンマーク中央ユラン地域ヴィボー市英語版ビェリングブロー英語版で開業した。 当時の社名は「Bjerringbro Pressestøberi og Maskinfabrik」(ビェリングブロー圧力鋳造・機械工場)だった。

1967年以降何度か社名が変わり、現在の社名となった。

1975年、Poul Due Jensen基金が設立された。

1985年、初の電気製品を販売した。

1990年5月、Grundfos Technology Centreが設立された。

1991年、Grundfos Electronicsが設立された。

1993年、開発、デザイン、製品管理が新築のInnovation Centreに移転した。

2004年度には、5億4300万デンマーク・クローネ(約97億円)が研究開発に使われた。

2005年ドイツのAlldosを買収した。 Alldosは薬注ポンプや消毒装置を扱う約250人規模の企業で、ヨーロッパ中東オーストラリアで大きな存在感を持つ。 Alldosはデジタル薬注ポンプ分野で唯一のGrundfosの競争相手だった。

2006年、Hilgeを買収した[2]

2007年1月、アメリカのPeerless Pump Companyを買収した。 Peerlessは400人以上の社員と1.1億$以上の売上を持っていた。

2015年、HilgeをGEAに売却した。

オーナー制度[編集]

ラース・コリンド

Grundfos Holding A/Sの株式は、1975年に設立されたPoul Due Jensen基金が86%、社員が2%、創業者一族が12%を所有する。 基金の目的はグループの継続的発展であり、資金や利益はグループのためにのみ使用される。 Grundfos Holding A/Sがグループの中心で、かつてラース・コリンドが議長を務めていた。

脚注[編集]

外部リンク[編集]