FFFTP

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FFFTP
FFFTP icon.png
Ffftp-1.98g.png
起動時の画面
開発元 FFFTP Project、Sota & cooperators
最新版 1.98g
/ 2013年02月25日(13か月前) (2013-02-25
プログラミング言語 Visual C++
対応OS Microsoft Windows
対応言語 日本語、英語
サポート状況 開発中
種別 FTPクライアント
ライセンス BSD License
公式サイト sourceforge.jp/projects/ffftp/
テンプレートを表示

FFFTPは、1997年に曽田純(Sota)が作成、発表した、代表的なFTPクライアントソフトウェア。原作者による開発は2011年8月31日をもって終了。その後有志による開発が行われている。漢字などのマルチバイト文字を名前に含むファイルを扱えるのが特徴。日本語版に加え、英語版も公開されている。

概要[編集]

GUIによりコマンドラインを使わずにサーバにあるファイルを簡単に管理することができる。三面分割型のGUIを持ち、左側はローカル側ファイル一覧、右側はリモート側ファイル一覧、下側に作業履歴が表示される。

開発が有志によるFFFTPプロジェクトへ移されてから短期間にUTF-8IPv6通信、セキュアな通信としてFTPSへの対応など多くの変更が加えられた。しかし、SCPなどのSSHプロトコルを利用した高度な転送方式には対応未定となっている。

以前は安定性の観点からバージョン1.97bの利用をプロジェクト自ら推奨していたが、脆弱性が次々と発見されてからは状況が変化した。特殊な事情を除き常に最新版へのバージョンアップを心掛ける必要がある。

歴史[編集]

Windows 95の時代、ウェブページ公開の流行に伴って多くのFTPクライアントが公開された。その中でも三面分割型のGUIを持つWS FTPは人気が高く、複数面分割型のGUIはFTPクライアントの標準となった。しかし、WS_FTPを含めフリーかつ日本語で使えるFTPクライアントは無かった。以上の背景があって、FFFTPは公開され人気を得ることになる[要出典]

2002年[編集]

2008年[編集]

2009年[編集]

  • マルウェアGumblarによって、FFFTPによりレジストリ上に記録されたIDやパスワード、接続先といった情報を盗まれてホームページが自動的に書き換えられるなどの被害が拡大した。[2]

2010年[編集]

  • 1月末に作者よりマルウェアによる情報漏洩が報告される[3][4]。マルウェア対策としてレジストリからFFFTPのデータを削除するというツールが第三者より提供され、有志による対策が施された改造バイナリが提供される事態となった。
  • 2月7日に作者からリリースされた1.97にマルウェア対策済みのバイナリが取り込まれた。この変更によって起動時にはマスターパスワードの入力を要求するようになり、併せて保存されるパスワードの暗号化アルゴリズムがAESへと強化される。
  • 2月半ば、FFFTPのバージョンアップによる機能強化については検討段階としており「SSLなどへの対応は難しい」「完全に攻撃を逃れる方法は採れないかもしれません」との見解を発表した。

2011年[編集]

  • 8月31日、作者はFFFTPの開発終了を宣言した。
  • 9月1日より、有志により開発はSourceForge.JP上へ移行。
  • 10月12日にSourceForge.JPへ移行してから初のバージョンアップとなる1.98が公開。アスキーモード転送時の漢字コード変換で新たにUTF-8が追加され、FTPS(Explicitモード)に対応。
  • 10月28日JVNよりFFFTP 1.98aおよびそれ以前のバージョンから実行ファイル読み込みに関する脆弱性の存在が発表される。[5]
  • 11月5日、バージョン1.98cよりUTF-8(BOMなし)への変換がサポートされ、FTPS(Implicitモード)などに対応。
  • 11月22日、バージョン1.98dよりIPv6通信への対応、機能の改善や不具合の修正が行われた。
  • 12月9日JVNよりFFFTP 1.98cおよびそれ以前のバージョンから実行ファイル読み込みに関する脆弱性の存在が発表される。[6]

2012年[編集]

  • 2月23日、バージョン1.98eを公開。速度や不具合の改善の他、ZIP版では標準でレジストリを使用しない設定となった。
  • 7月2日、バージョン1.98fを公開。

2013年[編集]

  • 2月25日、バージョン1.98gを公開。

2014年[編集]

  • 4月13日OpenSSLライブラリの脆弱性に対応したバージョン1.98g2を緊急公開。次回更新時に正式リリースされる予定。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]