(29075) 1950 DA

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(29075) 1950 DA
1950da color 150.jpg
仮符号・別名 1950 DA
分類 地球近傍小惑星(PHA)
軌道の種類 アポロ群
発見
発見日 1950年2月23日
発見者 カール・ワータネン
軌道要素と性質
元期:2007年4月10日 (JD 2,454,200.5)
軌道長半径 (a) 1.699 AU
近日点距離 (q) 0.837 AU
遠日点距離 (Q) 2.561 AU
離心率 (e) 0.508
公転周期 (P) 2.21 年
軌道傾斜角 (i) 12.18
近日点引数 (ω) 224.53 度
昇交点黄経 (Ω) 356.79 度
平均近点角 (M) 253.97 度
物理的性質
自転周期 2.1216 時間
絶対等級 (H) 17.0
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(29075) 1950 DAは、アポロ群に属する地球近傍小惑星の一つである。

概要[編集]

1950年2月23日カール・ワータネンリック天文台にて発見した。その時は軌道を確定するのに十分なだけの観測を行えないうちに地球から遠ざかってしまい、行方不明となった。2000年12月31日に発見された小惑星2000 YK66が1950 DAと同一の小惑星である事が確認され、小惑星番号29075が付与された。

2880年3月16日に地球に衝突する可能性があることで知られている[1]。直径は約1.1km以上あり、万が一地球に衝突した場合は、地球全域の気象や生態系に影響が及ぶ大災害となる。2002年には、2880年の衝突可能性に関してパレルモスケールが0.17と判定され、最もパレルモスケールが大きい天体となった[2]。もっとも2004年12月に、小惑星 (99942) アポフィスがパレルモスケール1.10[3]、トリノスケール4という数値を出し、(29075) 1950 DAの記録を更新した。

2012年現在、2007 VK184と並びトリノスケールが最も大きい天体である。また2013年現在のパレルモスケールは-0.58となっており、2880年3月16日の地球衝突確率は2,270分の1(0.044%)とされている[1][4]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b Sentry Risk Table”. NASA/JPL Near-Earth Object Program Office (2013年10月10日). 2013年10月11日閲覧。
  2. ^ Asteroid 1950 DA”. NASA/JPL Near-Earth Object Program Office. July, 21 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月14日閲覧。
  3. ^ Daniel Fischer (2004年12月27日). “2004 MN4 Earth Impact Risk Summary (computed on Dec 27, 2004)”. The Cosmic Mirror. 2011年11月4日閲覧。
  4. ^ Farnocchia, Davide; Chesley, Steven R. (2013). Assessment of the 2880 impact threat from asteroid (29075) 1950 DA. arXiv:1310.0861. 

外部リンク[編集]