鞍作止利

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釈迦三尊像(国宝、法隆寺金堂)

鞍作 止利(くらつくり の とり、生没年不詳)は、飛鳥時代に活躍した渡来系の仏師。名はとも記される。は村主[1]司馬達等の孫で、鞍部多須奈の子。子に福利・人足・真枝がいたとする系図がある[2]

[編集] 作品

法隆寺金堂本尊銅造釈迦三尊像623年)が代表作。安居院(飛鳥寺)本尊の釈迦如来坐像(飛鳥大仏)も止利作とされているが、後世の補修が甚だしく、当初の部分は頭部の上半分、左耳、左手の指の一部のみとされている。その他、法隆寺等には「止利式」と呼ばれる同系統の仏像が現存する。中国北魏の仏像の様式の影響を受けた、古式の衣文や服制、杏仁形の眼、古式の微笑(アルカイックスマイル)などに止利および止利式の仏像の特色がある。

[編集] 脚注

  1. ^ 『日本書紀』に姓に関する記載がないが、祖父の司馬達等の姓が村主であったことから、鳥も同様と考えられる。
  2. ^ 鈴木真年『百家系図稿』巻9,鞍作村主(宝賀寿男『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会、1986年 による)
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