連邦刑事局 (ドイツ)
連邦刑事局(れんぽうけいじきょく、Bundeskriminalamt、略号:BKA)は、ドイツにおける国家が統括する警察組織の1つである。ドイツの連邦警察(Bund)の元には、この連邦刑事局(BKA)と連邦警察局(BPOL)が存在する。この組織は、日本語では、連邦捜査局、もしくは単純に連邦警察等の訳語で呼ばれることもある。アメリカ合衆国のFBIや、フランスのフランス国家警察、オーストラリアの連邦警察に相当する組織である。
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組織 [編集]
連邦刑事局は、連邦内務省に所属するドイツの情報機関であり、各州における犯罪調査機関である州刑事局(Landeskriminalamt)と協力し、重大犯罪、特に複数の州をまたぐような場合の指揮を行い、法を執行する。
連邦刑事局は、ヴィースバーデンにその本部を置き、市内の3箇所に分かれて配置されているが、その大半がジョージマーシャル通り(George-Marshall-Straße)に位置している。
航空基地であるリンジー・エアー・ステーション(Lindsey Air Station)の他、1993年にアメリカ陸軍が残していった建物の兵舎の一部を使用している。(現在もアメリカ軍が一部入居している。)
またヴィースバーデンの他に、ベルリンとメッケンハイムに支局を有している。
任務 [編集]
約4,700人の連邦刑事局の職員が国内で任務を行っている。その任務は次のものを含む
- 連邦とそれぞれの地方警察(特に、州刑事局)と外国の捜査当局の間の合同捜査の調整を行うこと。
- 全ての重要な犯罪とその犯人のINPOLデータベースを管理し、犯罪情報の収集と解析を行うこと。
- テロ、過激派、スパイ活動、経済犯罪の事件の捜査を行うこと。
- 連邦にいる目撃者の保護をすること。
- アメリカ合衆国の全米行方不明/被搾取児童センター(National Center for Missing & Exploited Children)とよく似た活動である、子供に対する性的犯罪の犠牲者に関する画像と情報を特定し分析を行う情報交換所としての活動を行うこと。
「地方」警察によって要請される場合や、2つ以上の地方警察が関係した事件の場合にのみ、連邦刑事局は事件に関与する。連邦捜査官は特別に公的な関心を集めている事件に対して調査を指示することも可能である。連邦刑事局は、また法医学、組織犯罪に対する調査と研究に関して、州に情報を提供する。 また、連邦刑事局は欧州刑事警察機構(Europol)や、シェンゲン情報システムや国際刑事警察機構のドイツの国を代表する支局である。
近接警護部隊(Close Protection Group)はドイツの要人や外国要人を守るメンバーつまりボディーガードであり、連邦刑事局で最も人目につく部分である。特別に選ばれ訓練された人員が特殊な装備と車両で守るべき人物を24時間護衛する。この護衛部隊は現在ベルリンに本部を置いている。
長官 [編集]
- Dr. Max Hagemann - 1951年 - 1952年
- Dr. Hanns Jess - 1952年 - 1955年
- Reinhard Dullien - 1955年 - 1964年
- Paul Dickopf - 1965年 - 1971年
- Horst Herold - 1971年 - 1981年3月
- Heinrich Boge - 1981年3月 - 1990年
- Hans-Ludwig Zachert - 1990年 - 1996年4月
- Klaus Ulrich Kersten - 1996年4月 - 2004年2月
- Jörg Ziercke (2004年2月25日から)