迦葉摩騰

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迦葉摩騰
生没年不詳
迦葉摩騰墓の石碑
白馬寺
生地 中天竺国
没地 洛陽
寺院 白馬寺
著作 四十二章経
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迦葉摩騰(かしょうまとう、kāśyapa mātaṅga、生没年不詳)は、インド(中天竺)の仏教僧侶摂摩騰(しょうまとう)ともいう。

後漢時代に竺法蘭と共に中国に仏教をもたらした。伝説では、永平年間に空を飛び金色に輝く人(仏)の夢を見た明帝に派遣された蔡愔と西域で出会い、洛陽にやってきたという。永平11年(68年)には洛陽白馬寺に住み、『四十二章経』を翻訳したと伝えられる。

伝記資料[編集]