豊崎稔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
豊崎 稔
人物情報
生誕 (1901-11-28) 1901年11月28日
日本の旗 日本徳島県徳島市
死没 1984年9月12日(1984-09-12)(82歳)
出身校 東北帝国大学
学問
研究分野 経済学
研究機関 大阪商科大学京都大学
学位 経済学博士
テンプレートを表示

豊崎 稔(とよさき みのる、1901年11月28日 - 1984年9月13日)は、日本経済学者京都大学名誉教授

経歴[編集]

1901年、徳島県徳島市生まれ。徳島県立徳島中学校(現徳島県立城南高等学校)を卒業し、山口高等商業学校を経て、1927年東北帝国大学法文学部経済学科を卒業した。

卒業後、母校の東北帝国大学助手に採用。1931年より大阪商科大学講師。1932年に同助教授、1941年に同教授に昇進。1945年に大阪商科大学に学位論文を提出して経済学博士号を取得。1946年、京都帝国大学経済学部教授となった。1949年より経済学部長。1951年からは日本学術会議会員となった。また、1959年税制調査会委員。1965年に京都大学を定年退任し、名誉教授となった[1][2]立命館大学経営学部教授。1967年龍谷大学経営学部教授[3]。1974年龍谷大学社会科学研究所所長[4]歴史的風土審議会委員[5]。1984年に死去。栄典の類は一切辞退した。

研究内容・業績[編集]

門下生に池上惇京都大学名誉教授、寺尾晃洋関西大学名誉教授などがいる[3]

著作[編集]

参考文献[編集]

  • 寺尾晃洋「豊崎稔先生 - 人と業績 -」『經濟論叢』第134巻第3-4号、京都大學經濟學會、1984年9月、237-241頁、CRID 1390009224842593920doi:10.14989/134042hdl:2433/134042ISSN 0013-0273NAID 120002692022 

脚注[編集]

  1. ^ 豊崎 稔(読み)トヨサキ ミノル20世紀日本人名事典
  2. ^ 豊崎稔教授略歴」『經濟論叢』第94巻第5号、京都大學經濟學會、1964年11月、422-434頁、CRID 1390853649772360704doi:10.14989/133024hdl:2433/133024ISSN 0013-0273国立国会図書館書誌ID:155732 
  3. ^ a b 経済学会「故豊崎稔名誉教授・遺影および略歴」『經濟論叢』第134巻第3-4号、京都大學經濟學會、1984年9月、CRID 1050282677155000704hdl:2433/134048ISSN 0013-0273NAID 120002692028 
  4. ^ 歴代所長名簿龍谷大学
  5. ^ 官報昭和49年本紙第14324号 16頁