腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
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『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(ふぬけども、かなしみのあいをみせろ)は、本谷有希子による戯曲、及びそれを原作とした関連作である。2005年7月に小説版が刊行、そして2007年には映画化された。
目次 |
[編集] 概要
女優志望の勘違い女を主人公に、彼女を題材にしたホラー漫画を描いて恨まれている妹や兄夫婦など、4人の人物が主に登場するブラックコメディ。
2000年に初演。本谷が主宰する劇団、本谷有希子の第1回公演作であった。2004年に再演。この模様はDVD化されている。
再演の後、本谷自身によって小説化され、「群像」の2004年12月号に掲載された。これは第18回三島由紀夫賞の候補になった。単行本は2005年7月に講談社より刊行された。
2007年に、佐藤江梨子主演で映画化された(監督・脚本は 吉田大八)。
[編集] あらすじ
北陸のとある山間部に暮らす和合清深は、漫画を描くことを趣味とする暗い女性。ある日、両親が交通事故死した事を受けて、清深の姉・澄伽が帰省する。澄伽は4年前、女優を目指して上京したが人気が出なかった為に帰省したが、我侭で自意識過剰な性格は相変わらず。そんな姉妹が大騒動を巻き起こす。
[編集] 公演詳細
[編集] 映画版
| 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ | |
|---|---|
| 監督 | 吉田大八 |
| 脚本 | 吉田大八 |
| 製作 | 柿本秀二 小西啓介 鈴木ゆたか |
| 出演者 | 佐藤江梨子 佐津川愛美 永作博美 永瀬正敏 |
| 音楽 | 鈴木惣一朗 |
| 撮影 | 阿藤正一 |
| 編集 | 岡田久美 |
| 配給 | ファントム・フィルム |
| 公開 | 2007年7月7日 |
| 上映時間 | 112分 |
| 製作国 | 日本 |
| 言語 | 日本語 |
| allcinema | |
| IMDb | |
監督はCMディレクター出身の 吉田大八。彼の映画監督としてのデビュー作である。第60回カンヌ国際映画祭の批評家週間に出品された。2007年7月7日公開。
ロケーションは石川県の能登で行われた。そのため、石川県では1週間早い6月30日より劇場公開された。石川県は原作者の本谷有希子の出身地でもある。
劇中で清深が描く漫画はホラー漫画家の呪みちるの手によるもの。
2008年2月22日にアミューズソフトエンタテインメントからDVDが発売された。
[編集] スタッフ
- 監督・脚本: 吉田大八
- プロデューサー:柿本秀二、小西啓介、鈴木ゆたか
- 撮影:阿藤正一、尾澤篤史
- 美術:原田恭明
- 編集:岡田久美
- 音楽:鈴木惣一朗
- 主題歌:チャットモンチー『世界が終わる夜に』
- スタイリスト:藤井牧子
- ヘアメイク:佐藤光栄
- 照明:藤井隆二
- 録音:矢野正人
- 製作:モンスターフィルムス、ティー・ワイ・オー、アミューズソフトエンタテインメント、ファントム・フィルム、ソニー・ミュージックエンタテインメント
- 制作プロダクション:モンスターフィルムス
- 配給:ファントム・フィルム
[編集] 出演者
- 佐藤江梨子 - 和合澄伽
- 佐津川愛美 - 和合清深
- 永瀬正敏 - 和合宍道
- 永作博美 - 和合待子
- 上田耕一 - 和合曾太郎
- 土佐信道 - 小森哲生
- 山本浩司 - 萩原
- 谷川昭一朗 - 神野
- 吉本菜穂子 - 審査員(女性)
- 湯澤幸一郎 - 審査員(男性)
- 米村亮太朗 - 田嶋
- ノゾエ征爾 - オーディションの相手役
- 大原真理子
- 高橋睦美
- 金沢まこと
- 大川婦久美
[編集] 受賞歴等
- キネマ旬報ベスト・テン
- 2007年度日本映画ベスト・テン 第10位
- 日本映画助演女優賞:永作博美
- 第50回ブルーリボン賞
- 助演女優賞:永作博美
- 第32回報知映画賞
- 助演女優賞:永作博美
- 第29回ヨコハマ映画祭
- 第23回ワルシャワ国際映画祭フリースピリット部門
- 大賞
