篠原枝令菜

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篠原 枝令菜
選手情報
フルネーム Elena Shinohara
愛称 篠原 エレナ
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (2000-04-06) 2000年4月6日（24歳）
生誕地 埼玉県[1]
居住地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ジョージア州
種目 新体操
所属 Rhythmic Brains
コーチ 篠原奈美枝、篠原稔
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篠原 枝令菜（しのはら えれな、英: Elena Shinohara、2000年4月6日 - ）は、日本出身のアメリカ合衆国の新体操選手、TikToker[1][2]。2019年から2021年、アメリカ新体操ナショナルチームのメンバー[3]。

人物[編集]

埼玉県出身[1]。0歳5ヶ月で家族と共にアメリカ合衆国へ渡った[4][5]。母である篠原奈美枝は新体操の元日本代表で、篠原のコーチを務める[4]。2018年、Collins Hill High Schoolを卒業[6]。2021年現在はジョージア工科大学の学生で、生化学を専攻する[6]。新体操の引退後は皮膚科学者になることを考えている[7]。父の篠原稔は、ジョージア工科大学でヒト神経筋研究室を運営している[4]。篠原はトレーニングと通学を両立させるため、ジョージア州スワニーに居住している[7]。

新体操競技[編集]

篠原はジョージア州唯一のエリートレベルの新体操選手である[4]。2015年にアメリカジュニアナショナルチームに指名された[8]。

篠原は2018年ルクセンブルクカップで国際大会にデビューした。ボールで4位、リボンで5位、フープで7位の成績を収めた[9][10]。2019年にはワルシャワで開催されたIrina Cupに出場し、クラブ種目で8位となった[11][1]。2019年のアムステルダムマスターズ大会では、総合で銀メダル、フープ種目で金メダルを獲得した。

2019年ナショナルチャンピオンシップでは、総合10位、クラブとリボンで7位、ボールで8位を収め[12]、アメリカシニアナショナルチームに指名された[13]。また、新体操トップ12選手らによる投票によって、アメリカ体操連盟から2019年のスポーツパーソンオブザイヤー賞を獲得した[14]。2020年、レークプラシッドで開催されたリズミックチャレンジにおいて、総合5位、クラブで銅メダルとなった[15]。

2021年9月には、ワイルドエンターテインメントグループで同月に結成されたスポーツ部門において、最初のプロアスリートとして契約を締結した。

ソーシャルメディア[編集]

トレーニングや柔軟運動の動画をTikTokで投稿し[16]、2021年6月時点で480万フォロワーを抱える[17]。2021年5月、TikTokはAsian Pacific American Heritage Monthを記念し、篠原をAPI TikTok Trailblazerに任命した[18]。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d “Elena Shinohara”. USA Gymnastics. 2021年6月25日閲覧。
  2. ^ Vargas, Charles (2021年5月20日). “"Hope Lies in the History of Our Fight": 17 Social Media Stars Amplifying APIA Experiences”. Pop Sugar. 2021年6月25日閲覧。
  3. ^ “Rhythmic Gymnastics National Teams”. USA Gymnastics (2020年11月13日). 2021年6月25日閲覧。
  4. ^ a b c d Norris, Steven. “Elena Shinohara: Feeling the Rhythm”. Georgia Tech. Georgia Institute of Technology. 2021年6月25日閲覧。
  5. ^ 宮下, 幸恵. “米有名大の日本出身プロフェッサーが説く。文武両道の鍵は急がば回れ！”. Yahoo!ニュース (個人). 2022年2月7日閲覧。
  6. ^ a b “Collins Hill grad Elena Shinohara makes national team, named USA Gymnastics Sportsperson of the Year”. Gwinnett Daily Post (2019年7月9日). 2021年6月25日閲覧。
  7. ^ a b Rosten, Mallory (2020年5月15日). “Biochemistry major Elena Shinohara has her eyes on the 2020 games”. Georgia Tech College of Sciences. 2021年6月25日閲覧。
  8. ^ “Rhythmic Jr. National Team Rosters”. USA Gymnastics. 2021年6月25日閲覧。
  9. ^ Friedlander, David (2019年1月13日). “Suwanee resident Elena Shinohara finds the right rhythm in international gymnastics competition”. Gwinnett Daily Post. 2021年6月25日閲覧。
  10. ^ “Arzandyan brings home two bronze from 2018 Luxembourg Cup”. USA Gymnastics (2018年12月23日). 2021年6月25日閲覧。
  11. ^ “U.S. gymnasts are headed to Europe, Japan this weekend”. USA Gymnastics (2019年4月3日). 2021年6月25日閲覧。
  12. ^ “Senior elite champions are determined at 2019 USA Gymnastics Championships”. USA Gymnastics (2019年7月6日). 2021年6月25日閲覧。
  13. ^ “USA Gymnastics announces 2019-2020 U.S. National Teams for acrobatic, rhythmic, trampoline and tumbling”. USA Gymnastics (2019年7月12日). 2021年6月25日閲覧。
  14. ^ Bassil, Yasmine (2019年7月11日). “Shinohara is named Sportsperson of the Year”. Georgia Tech College of Sciences. 2021年6月25日閲覧。
  15. ^ “2020 Rhythmic Challenge & Invitational Meet Results”. USA Gymnastics (2020年2月9日). 2021年6月25日閲覧。
  16. ^ Martin, Miranda (2020年12月3日). “15 TikTok Videos From Some Of Our Favorite Gymnasts”. FloGymnastics. 2021年6月25日閲覧。
  17. ^ “Elena Shinohara on TikTok”. TikTok. 2021年6月25日閲覧。
  18. ^ Cohen, David (2021年4月30日). “TikTok Sets Asian American and Pacific Islander Heritage Month Initiatives”. Adweek. 2021年6月25日閲覧。

外部リンク[編集]

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