神島裕子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

神島裕子(かみしま ゆうこ、1971年 - )は日本哲学者立命館大学教授。

人物・来歴[編集]

高校卒業後、アメリカへ留学。インディアナ大学政治学専攻卒業。1996年 ケンブリッジ大学社会政治学部で修士号を修得。翌1997年 東京大学法学部第3類(政治コース)に学士入学。東大法学部第3類(政治コース)卒業後は東京大学大学院総合文化研究科国際社会学専攻に進学。博士(学術)修得。様々な選択を自分で模索するなかで、経済開発よりも社会正義の方が重要との考えに至り、正義について研究するようになった。2006年9月 早稲田大学国際教養学部助手(〜2010年3月)。2011年4月 早稲田大学商学部助教授(〜2016年)。2016年4月 立命館大学総合心理学部教授

河野哲也は神島を日本でもっともヌスバウムの思想に精通した専門家だと述べている[1]

著作[編集]

翻訳[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 感情とコスモポリタニズム 岩波書店 思想の言葉(『思想』2017年6月号) 2017.5.25

外部リンク[編集]