礎石
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礎石(そせき cornerstone)とは、礎(いしずえ)となる石のことであり、建造物の土台となって、柱などを支える石のこと。転じて、ものごとの土台や基礎のことをさす。
近代以前の建物において通常使われるものであったため、地震による倒壊や焼失した後でも礎石だけは残り、後世、歴史などを知る貴重な資料となる。
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[編集] 定礎
定礎(ていそ)は建物の土台となる礎石を定めること。そして、定礎式は定礎の式であった。本来、住宅などを建てる際には、土台の石が必要であったため、定礎式は工事にとりかかることであったが、現在はビルなどに着工年月日等を彫り込んだ定礎板を埋め込む式典などに変化しており、ある程度建設が進んでから式が行われることもある。
[編集] 礎石建物
池田城の御殿礎石跡
礎石建物の歴史は古く、現存する世界最古の木造建築である法隆寺金堂にも礎石が用いられている。周知のとおり法隆寺は再建論争があったが、現存する礎石はいわゆる「若草伽藍」の礎石がつかわれているというから、その始まりは古い。
民家に広く礎石が使われるようになったのは江戸時代以降で、18世紀までは東日本では掘立柱建物が一般的であった。
礎石は古代城柵遺跡・国府跡・寺院跡、中世寺院跡には広くみられる。
礎石建物は畿内の寺院建築から始まって地方の古代官衙・城柵に広がり、中世の寺院、戦国時代の城などに取り入れられ、近世に入って上級武士の屋敷に広がって、最後に下級武士・商工業者・農家などに普及したものであろう。

