特許原簿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

特許原簿 (とっきょげんぼ、patent registry) とは、日本において特許出願した発明にかかる特許権の状況を登録開示するための帳簿である[1]

これは特許庁に備えてある。

概要[編集]

発明を特許出願すると、それに連動して特許権がかかわる。審査前、査定状況、登録、消滅などを特許原簿に記す[2]

記入項目[編集]

特許原簿には、以下の項目が記されている。

  • 出願日
  • 出願番号
  • 請求項の数
  • 発明の名称
  • 特許料納付記録
  • 発明者
  • 特許権者の変遷
  • 特許権効力
  • 特許権範囲

確認方法[編集]

特許庁に備えている専用端末で確認できる。閲覧料は800円である[3]

脚注[編集]

  1. ^ とっきょ‐げんぼ【特許原簿】”. 広辞苑・無料検索. 2024年2月20日閲覧。
  2. ^ 原簿について”. 特許庁. 2024年2月20日閲覧。
  3. ^ 産業財産権関係料金一覧”. 特許庁. 2024年2月20日閲覧。

出典[編集]

外部リンク[編集]