片山奈保子

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片山 奈保子(かたやま なほこ、1970年1月8日 - )は、日本の少女小説家ライトノベル作家東京都出身[1]

人物・経歴[編集]

清泉女子大学文学部を卒業[2]。その後アミューズメントメディア総合学院ノベルス学科を修了し、小説家を志す。1998年度に行われた第29回ノベル大賞にて、投稿作「ペンギンの前で会いましょう」が佳作と読者大賞を受賞し、集英社より女性向けライトノベル作家としてデビューした[1] (当時の選考委員は、井沢元彦大岡玲田中雅美槇村さとる眉村卓であった)。

好きな女優として、ジーナ・ローランズ樹木希林もたいまさこを、好きな俳優として、ピーター・フォークロバート・カーライル平田満柴田恭兵利重剛を上げている[2]

作品[編集]

シリーズ作品[編集]

いずれもコバルト文庫

  • 「汝」シリーズ (1999年~2006年)
  • 「シャドー・イーグル」シリーズ (2001年~2004年)
  • 「銀の一角獣」シリーズ (2003年~2005年)
  • 「野分け草紙」シリーズ (2006年~2007年)
  • 「流水宮の乙女」シリーズ (2008年)

単刊作品[編集]

  • さよなら月の船 (コバルト文庫、2002年、イラスト:竹岡美穂)
  • 空よりも青く染まれ (コバルト文庫、2005年、イラスト:竹岡美穂)
  • リトルガーデンへようこそ (コバルト文庫、2007年、イラスト:たむら純子)

脚注[編集]

  1. ^ a b 『日本幻想作家事典』東雅夫石堂藍 / 編集、国書刊行会2009年発行 より
  2. ^ a b 『さよなら月の船』コバルト文庫・2002年 奥付上「著者略歴」より