氷川神社 (さいたま市西区高木)

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氷川神社
所在地 埼玉県さいたま市西区高木944
位置 北緯35度56分1.7秒 東経139度34分23.2秒 / 北緯35.933806度 東経139.573111度 / 35.933806; 139.573111座標: 北緯35度56分1.7秒 東経139度34分23.2秒 / 北緯35.933806度 東経139.573111度 / 35.933806; 139.573111
主祭神 須佐之男命
社格 村社
創建 不詳
別名 高木氷川神社
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氷川神社(ひかわじんじゃ)は、埼玉県さいたま市西区神社

歴史[編集]

創建年代は不明である。ただ江戸時代後期の地誌新編武蔵風土記稿』に記載されている[1]ことから、その頃には既に存在していたものと推測される。同市同区の観音寺別当寺であった[2]

1875年明治8年)、木下村・阿弥陀寺村・法願寺村・北野貝戸村が合併して「高木村」が成立した。当社のく聳えていたことが村名の由来である。新村の鎮守として旧木下村にあった当社を指定し、旧阿弥陀寺村の「石神社」と旧法願寺村の「稲荷神社」を合祀した。当初は合祀後も旧社を祀り続けるなど、わだかまりもあったが、1882年(明治15年)の拝殿新築を機に、次第に高木村の鎮守として定着していった[2]

なお高木村の由来となった木は、樹高30メートルで推定樹齢500年を超えるであったが、1956年昭和31年)の落雷で枯死してしまった[2]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 新編武蔵風土記稿 木下村.
  2. ^ a b c 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年、284-285p

参考文献[編集]

  • 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年
  • 「木下村 氷川社」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ152足立郡ノ18、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764000/37