水商売
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
水商売(みず-しょうばい)は、先の見通しが立ちにくく、世間の人気や嗜好に大きく依存した不確定な業種や職業、およびそうしたものに従事する人を指す俗語である。
目次 |
[編集] 概要
飲食業や花柳界、風俗業のような業種のほかに、相撲や歌舞伎、演劇などの興行ものや人気商売(芸能人、スポーツ選手など)も含む言葉だが、現在では夜間営業で酒を出す飲食店(主にバーや接待クラブ)や風俗営業、ホステス、風俗嬢などを指すことが多い。接待飲食等営業の場合は、「お水」、「ウォータービジネス」とも呼ばれている。
風俗商売としての水商売においては、経営母体や所謂「ケツ持ち」として暴力団が介在するケースがテレビ報道としてしばしば見かけられる。
[編集] 語源
「水」は「勝負は水物だ」と言われるような、運次第で大きな利益を得たり、逆に損失をこうむるなど、流水のように収入が不確定な状態を指している。[1]飲食店、風俗店は景気の良し悪し、天候、客の気まぐれなどによって収益が大きく左右されるものである。 また、芸妓が「泥水稼業」と言われてたからという説、江戸時代、街路にあった「水茶屋」からという説もある。[2]
[編集] 脚注
- ^ 前田富祺(編)『日本語源大辞典』(小学館)ISBN 4095011815参照。
- ^ 米川明彦(編)『日本俗語大辞典』(東京堂出版)ISBN 4490106386参照。

