梅前線

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梅前線(うめぜんせん、英語: Plum Blossom Front)とは冬から春にかけて梅の花が南から北へ開花していく様を、桜前線に習って名付けたもので、が特に珍重される台湾日本で使われる。

概要[編集]

梅前線とはからにかけての花がからへ開花していく様を、「桜前線」に習って名付けたもので、梅が特に珍重される東アジアの国々で使われる言葉である。

台湾で開始[編集]

中国では梅の花は歴史上も大切にされてきた。台湾では1960年代から梅の花が国花に指定されていて、特に珍重されている。花蓮などの梅林では11~12月に開花する。

日本の梅前線[編集]

日本でも梅の花は歴史上も現在も珍重されてきていて、梅の花の開花を春を告げるさきがけとして毎年冬に待たれている。

台湾で前年の11~12月に始まった梅の開花の前線は、翌年1月に沖縄へ達して、その後九州一円・四国と移動して日本列島を駆け上がる。和歌山県南部梅林神奈川県小田原梅林には2月、茨城県水戸偕楽園へは2月末~3月にかけてである。[1]

こうした梅前線の模様は、ウェザーニューズなどで発表されるようになった。 [2]

脚注[編集]

関連項目[編集]