東善寺 (足立区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東善寺
所在地 東京都足立区花畑3-20-6
位置 北緯35度48分11.7秒 東経139度48分46.0秒 / 北緯35.803250度 東経139.812778度 / 35.803250; 139.812778 (東善寺 (足立区))座標: 北緯35度48分11.7秒 東経139度48分46.0秒 / 北緯35.803250度 東経139.812778度 / 35.803250; 139.812778 (東善寺 (足立区))
山号 花亦山
院号 西光院
宗派 時宗
本尊 阿弥陀三尊
創建年 14世紀中期
開山 三阿弥陀仏上人
中興年 元禄年間(1688年 - 1704年
中興 長伝
札所等 荒綾八十八ヶ所霊場掛番札所
法人番号 3011805000180 ウィキデータを編集
東善寺 (足立区)の位置(東京都区部内)
東善寺 (足立区)
テンプレートを表示

東善寺(とうぜんじ)は、東京都足立区にある時宗寺院

歴史[編集]

14世紀中期、三阿弥陀仏上人によって開山された。三阿弥陀仏は足立区内のもう一つの時宗寺院応現寺第3世住職である[1]

その後の兵乱や天災により記録を失ったため、詳細な由来は不明となっている。元禄年間(1688年 - 1704年)に長伝が中興した[1]

本尊阿弥陀三尊の中心となる阿弥陀如来像は、鎌倉時代後期から室町時代の初期の作である。つまり開山年代とほぼ一致しており、開山当初からの本尊と推測される[1]

また当寺には「いぼ地蔵」を所蔵している。地蔵を粉状に削り取り、それをお供えした塩に混ぜていぼに付けると、いぼが取れるという。そのため現在では原形をとどめず石の塊となっている[2]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 足立区立郷土博物館 編『足立の仏像―ほとけがつなぐ足立の歴史―(区制80周年記念特別展)』足立区立郷土博物館、2012年、161-164p
  2. ^ 東善寺足立区観光交流協会「Adachi Kanko Net」

参考文献[編集]

  • 足立区立郷土博物館 編『足立の仏像―ほとけがつなぐ足立の歴史―(区制80周年記念特別展)』足立区立郷土博物館、2012年

関連項目[編集]