村野時哉
村野 時哉（むらの ときや、生年不詳 - 1937年（昭和12年）12月27日）は、千葉県生まれの植物研究者・愛書家。元豊田自動織機製作所監査役。
人物[編集]
東京神田生まれ[1]。名古屋市西区北押切町に所在した村野時哉山草園において、北は樺太から南は台湾に及ぶ日本各地の植物を数千種類栽培していたとされる[2]。また、愛書家としても知られており、名古屋市鶴舞中央図書館において旧蔵書が所蔵されている[2]。
豊田佐吉の豊田自動紡織工場で財務・経理を担当し[3][4]、1919年に豊田紡織廠が設立されると、豊田喜一郎、鈴木利蔵、藤野つゆとともに監査役に就任した[5]。1926年に豊田自動織機製作所が設立されると豊田佐助とともに監査役に就任した[6]。
著作[編集]
- 鎌井松石 著、村野時哉 編『三重本草抄』1929年。
脚注[編集]
- ^ 蔵書印DB村野蔵書 - 国文学研究資料館
- ^ a b 愛知県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会 1991, p. 564.
- ^ [1]PDFデータ]トヨタ産業技術記念館
- ^ 木本正次『トヨタの経営精神: 豊田佐吉から昭和の歴代経営者まで、「挑戦の軌跡」に学ぶ』77頁
- ^ 第3項 株式会社豊田紡織廠などの設立トヨタ自動車
- ^ 第1項 株式会社豊田自動織機製作所の設立トヨタ自動車
参考文献[編集]
- 愛知県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会 編『角川日本姓氏歴史人名大辞典23 愛知県』角川書店、1991年10月30日。ISBN 4-04-002230-0。
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