札幌市交通局130形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

札幌市交通局130形電車(さっぽろしこうつうきょく130がたでんしゃ)は、札幌市交通局の前身である札幌市電気局が1931年に導入した札幌市電路面電車車両である。

概要[編集]

車両番号 製造年月 製造元 廃車年月 機器供出
130号 1931年12月 日本車輌
東京支店
1959年10月
(実質4月~10月)
228号
131号 231号
132号 232号
133号 233号
134号 234号
135号 235号
136号 236号
137号 237号
138号 238号

1931年(昭和6年)に導入された半鋼製4輪単車。130~138号の9両。

120形までの木造から半鋼製となり、後の150形170形は同一設計である。ボギー車導入までは主力車種として活躍した。モーター出力が向上したため、冬季の運転にも強かった。

1959年(昭和34年)に道産電車220形230形に主要機器を譲って全車廃車となった。

主要諸元[編集]

  • 全長:8,230mm
  • 全幅:2,210mm
  • 全高:3,445mm
  • 自重:7.0t
  • 定員:42人
  • 出力・駆動方式:22.38kW×2・吊り掛け式
  • 台車型式:新潟鉄工所SB