甘泉島
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外交紛争のある島 現地名: 中国語: 甘泉島 英語: Robert Island ベトナム語: Đảo Hữu Nhật | |
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甘泉島/ロバート島(中央の島) | |
地理 | |
所在地 | 南シナ海 |
座標 | 北緯16度30分28秒 東経111度30分25秒 / 北緯16.50778度 東経111.50694度座標: 北緯16度30分28秒 東経111度30分25秒 / 北緯16.50778度 東経111.50694度 |
所属群島 | 西沙諸島 |
実効支配 | |
中華人民共和国 | |
省 | 海南省 |
地級市 | 三沙市 |
領有権主張 | |
中華民国 | |
ベトナム |
甘泉島(中国語名)又はロバート島[1](英語: Robert Island、ベトナム語:Đảo Hữu Nhật / 島有日)は、西沙諸島(パラセル諸島)南西部のクレスセント諸島[2](英語: Crescent Group、中国語: 永楽環礁)の西部に位置する島の一つである。羚羊礁から南約半海里、珊瑚島から北2海里離れている。
島形は楕円。島の南北距離は700メートル、東西距離は500メートル、面積は約0.3平方キロメートル[3]。1909年、清の広東艦隊の提督であった李師が島で甘くて飲める水を発見し、島を“甘泉島”と命名した。
この島は中華人民共和国に実効支配されており、海南省三沙市に組み込まれている。一方、中華民国(台湾)とベトナムもこの島の主権を主張している。
1974年、南ベトナムがこの島を実効支配した。その後西沙諸島の戦いが起き、中国人民解放軍が南ベトナム軍と衝突し、この島及び珊瑚島、金銀島を占領した[4]。
脚注
[編集]- ^ 1974年 インドシナ(南ベトナム、北ベトナム、カンボジア、ラオス)重要日誌 日本貿易振興機構アジア経済研究所
- ^ 南シナ海における中国の海洋進出および「海洋権益」維持活動について (PDF) 国立国会図書館調査及び立法考査局外交防衛課 小谷俊介、レファレンス 平成25年11月号
- ^ 甘泉岛 南海诸岛网(中国語)
- ^ [1]