山本眸古

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山本 眸古(やまもと ひこ、1963年 - )はテレビ番組映画フリーディレクター

経歴[編集]

1963年福津市出身。西南学院大学文学部を卒業。学生時代は演劇の道を志した。西南学院大で作、演出も手掛けた。当時の学生演劇は九州産業大九州芸術工科大がけん引し、合同公演も活発だった。彼らの姿に圧倒され、山本さんは「この人たちにはかなわない」と演劇を断念する。最も才気を放っていた男が、当時は九産大生の松尾スズキだったという。 福岡市の映像制作会社VSQに入社。最初に手掛けたのは2分半の商品宣伝番組。テレビ西日本の番組「家においでよ!」などを演出。2001年4月からフリーになる。企画を売り込み、各局で次々に番組を手掛けた。先達としてあこがれていた熊本放送村上雅道NHK岩下宏之らと番組を作る。

映画初監督作品の赤坂小梅の伝記映画「小梅姐さん」が福岡市で開かれるアジアフォーカス福岡国際映画祭で上映された。

主な作品[編集]

  • 「ハイビジョンふるさと発」~有明海に生きるカメラマンの物語~(NHK BShi) 
  • 「武田鉄矢 母にささげるラストバラード」(TNC特番)
  • 「家族のカタチ~母の愛~」(TNC日中韓共同制作特番) 
  • 「小梅姐さん」(映画)