対反乱作戦

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対反乱作戦(たいはんらんさくせん、英語: counter-insurgency, COIN)は、ゲリラテロリストなどの反政府勢力などを撲滅・制限する作戦をいう。対革命戦(たいかくめいせん; : Counter Revolutionary Operations, CRW)、対内乱作戦(たいないらんさくせん)、治安戦(ちあんせん)とも表記されることもある。対テロ作戦対ゲリラ作戦を包括する上位概念である。

概要[編集]

対反乱作戦では通常の戦闘ではなく、不正規戦に対応することが求められる。それには以下の特徴がある。

  1. 反政府勢力は爆弾テロ暗殺拷問などの手段を用いる。
  2. 反政府勢力は概ね地元住民であり、一般人との識別が極めて困難である。
  3. 反政府勢力は長期戦に持ち込むことで対反乱作戦が国民に支持されなくなるのを待っている。
  4. 反政府勢力は政治的・経済的・社会的な不満やイデオロギーを持ち、結束している。
  5. 反政府勢力は新兵募集、補給、情報収集等の活動の為に一般人の中で協力者を持っている。

即ち、対反乱作戦では主にこのような不正規戦に対処するために敵の後方支援を破壊し、民生支援や経済政策で反政府勢力が勢力を維持できないような安定した社会を築くと同時に、敵の遊撃戦に対しては対ゲリラ作戦を併用することが重要である。

要領[編集]

民事作戦[編集]

現在の政府と対ゲリラ作戦に対する国民的な支持を維持増加させることが対反乱作戦には欠かせない。医療サービスの無償提供、インフラストラクチャー施設の整備、都市計画の支援、経済援助などは民心を獲得する上で有効性が見られる活動である。

保護プログラム[編集]

反政府勢力はその武力を背景に脅迫、プロパガンダ、暴行などを行う場合があり、一般住民をそれらから守ることも対反乱作戦では重要な任務である。しばしば治安維持が機能している保護地区(治安区)が設定され、そこに住民を住まわせてゲリラの影響下・支配下に入らないようにし、必要ならば彼らに自衛のための武力を持たせることが行われる。

対ゲリラ作戦[編集]

対ゲリラ作戦は対反乱作戦で最も軍事的な作戦であり、反政府勢力を直接的に撃滅するための作戦である。この際には地元警察と連携を保つこと、地元住民に被害を出さないことなどに注意を要する。

関連項目[編集]