多肢症

多肢症
多肢症の子供のレントゲン写真
概要
分類および外部参照情報

五本脚の牛

多肢症（Polymelia= ギリシャ語のπολυ（多い,poly）＋μέλος(肢、複数形：μέλεα,melia)）は、先天性の形状異常の一種であり、通常の肢より多く腕や足を形成される疾患のことである。

部分的に吸収された結合双生児などの理由で起きる。

例

• 人
  • フランク・レンティーニ：部分的に吸収された結合双生児によって、3本脚と男性器官2セットを持っていた。
• 動物
  • 『吾妻鑑』に、九足のウマについての記述がある。異馬を参照。
  • 2005年、アメリカペンシルベニア州サマセットで四本脚の鶏が生まれた。
  • 2007年、イギリスハンプシャー州の農園で4本足のアヒルが生まれた。

神話

多腕の例

• インド神話や、それを基にした仏教での千手観音・不空羂索観音・阿修羅
• ギリシャ神話のヘカトンケイルやギューゲース

などの例がある。

多脚の例

• 北欧神話には、6本足のスレイプニル

などの例がある。

関連項目

• 多頭症 、多胸症
• 副乳、副脾、過剰歯、多指症
• 陰茎重複症、多精巣症
• マートル・コービン：二殿体(dipygus)の女性
• 再生 (生物学) - 過剰再生による過剰肢（重複肢）について。