住吉村 (佐賀県)

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すみよしむら
住吉村
廃止日 1954年4月1日
廃止理由 新設合併
住吉村中通村山内村
現在の自治体 武雄市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 佐賀県
杵島郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 4,914
国勢調査、1950年)
隣接自治体 武内村、中通村、西松浦郡東有田町有田町大山村伊万里町
住吉村役場
所在地 佐賀県杵島郡住吉村
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住吉村(すみよしむら[1][2])は、佐賀県杵島郡にあった。現在の武雄市の一部にあたる。

地理[編集]

黒髪山の東部山麓と黒岳の南麓一帯、松浦川上流の網の内川流域の盆地一帯に位置していた[2]

歴史[編集]

  • 1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行により、杵島郡宮野村、大野村が合併して村制施行し、住吉村が発足[1][2]。旧村名を継承した宮野、大野の2大字を編成[2]
  • 1897年(明治30年)宮野郵便局が開設され、その後一時閉鎖されたが、1931年(昭和6年)5月に再開設された[2]
  • 1954年(昭和29年)4月1日、杵島郡中通村と合併し、山内村を新設して廃止された[1][2]。合併後、山内村大字宮野・大野となる[2]

地名の由来[編集]

戦国時代後藤氏が築城した住吉城にちなむ[2]

産業[編集]

  • 農業

教育[編集]

  • 1874年(明治7年)宮野尋常小学校開校[3]。1876年(明治9年)住吉尋常小学校が開校し、1886年(明治19年)宮野尋常小学校の分校となる[4]。1899年(明治32年)宮野尋常小学校が住吉尋常小学校に改称[3]。1947年(昭和22年)住吉小学校に改称[2]
  • 1947年、住吉中学校が開校[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』418頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『角川日本地名大辞典 41 佐賀県』385頁。
  3. ^ a b 「宮野〈山内町〉」『角川日本地名大辞典 41 佐賀県』680-681頁。
  4. ^ 「大野〈山内町〉」『角川日本地名大辞典 41 佐賀県』155頁。

参考文献[編集]

関連項目[編集]