仙台市立中山小学校

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仙台市立中山小学校
地図北緯38度17分32秒 東経140度51分01秒 / 北緯38.292139度 東経140.85025度 / 38.292139; 140.85025座標: 北緯38度17分32秒 東経140度51分01秒 / 北緯38.292139度 東経140.85025度 / 38.292139; 140.85025
国公私立の別 公立学校
設置者 仙台市
設立年月日 1968年4月1日
開校記念日 6月8日
共学・別学 男女共学
学期 2学期制
学校コード B104221010154 ウィキデータを編集
所在地 981-0952  
仙台市青葉区中山一丁目6番1号
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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仙台市立中山小学校(せんだいしりつ なかやましょうがっこう)は、宮城県仙台市青葉区中山一丁目にある公立小学校である。通称は「中山小」(なかやましょう)、「中小」(なかしょう)。

概要[編集]

1964年昭和39年)に、当時の仙台市北西部で始まった中山ニュータウンの開発に伴い、1968年(昭和43年)に仙台市立荒巻小学校から分離開校した小学校である[1][2]

開校年の児童数は274人だったが年々増加し、1974年(昭和49年)に1,668人まで膨れ上がって最初のピークとなった[1]。翌1975年(昭和50年)に仙台市立桜丘小学校が分離開校して1,230人に減少したが、第二次ベビーブーム世代が入学し始めたため再び増加に転じ、1978年(昭和53年)に1,777人と、当校の最大児童数を記録した[1][2]。そのような中、同年6月12日宮城県沖地震に見舞われた。当地は大きな被害が少なかった[3]ものの、当校は被害を受けて一部の教室が閉鎖となり、教育環境がさらに悪化した[4]。また、都市ガス仙台市ガス局)の復旧に31日間要した[5]ため、自前給食体制の当校では復旧まで調理した給食が供されなかった。この年、82人いるクラスが存在するほど劣悪な教育環境のマンモス校となってしまい、特別教室普通教室に転用したり、校庭にプレハブ校舎を2棟建てたりして対応した[2]

1979年(昭和54年)に仙台市立川平小学校および宮城町立吉成小学校(現・仙台市立吉成小学校)が分離開校して1,150人となり、これ以降は児童数が減少し始めた(以上の児童数は各年5月1日の値)[1]。2012年4月9日現在の児童数は501人[6]、2021年の児童数は542人、22学級、教職員39人[7]

沿革[編集]

学区[編集]

  • 仙台市青葉区[10]
    • 荒巻本沢(1~10番)、三丁目(8~22番)
    • 川平一丁目
    • 桜ヶ丘一丁目(1~5番)
    • 滝道
    • 中山一丁目~六丁目

進学先中学校[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 地域商店街と地域コミュニティの活性化に関する事例研究(その3) (PDF) (仙台市 仙台都市総合研究機構「2002 SURF研究報告」 2003年3月)
  2. ^ a b c 中山小学校の歴史1(仙台市立中山小学校)
  3. ^ 宮城県沖地震の記録(公益社団法人仙台市防災安全協会)
  4. ^ 中山小学校の歴史2(仙台市立中山小学校)
  5. ^ 平時から地震災害に強い LPガスの確保を (PDF)大阪ガス
  6. ^ 公式サイト、「学校だより」4月9日号より。2012年9月24日閲覧。
  7. ^ 2021年5月1日現在。『教育要覧 仙台』、2021年、資料編9頁。
  8. ^ a b 本沢・中山(昭52) (PDF) (仙台市「仙台市の住居表示実施状況」)
  9. ^ 旧町名一覧表 (PDF) (仙台市)
  10. ^ 仙台市立小・中学校の学区検索(仙台市公式HPより)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]