中平

中平（ちゅうへい）は、後漢の霊帝劉宏の治世に行われた4番目の元号。

改元[編集]

中平6年は4月に少帝劉弁が即位した際、改元されて光熹元年とされたが、8月に昭寧と改められ、さらに9月に献帝劉協が即位した際、永漢に改められた。

しかし、12月、光熹・昭寧・永漢の三号は除かれ、再び中平6年に戻された。

プロジェクト紀年法

元年
- 2月：黄巾の乱が起こる。
- 3月：党人の禁錮を解く。盧植・皇甫嵩を黄巾賊討伐に派遣。
- 11月：黄巾の乱を一旦鎮圧。
- 12月：光和7年を中平元年と改元。
6年
- 3月：張純の乱が鎮圧される。
- 4月：霊帝崩御。少帝劉弁が即位。何太后が朝に臨む。
- 8月：大将軍何進が宦官に殺される。袁紹、兵を率いて宮中の宦官を誅殺。并州牧の董卓が兵を率いて洛陽に入る。
- 9月：董卓、少帝を廃して献帝劉協を立てる。何太后を毒殺。
- 11月 : 董卓、相国となる。

表話編歴漢の元号
前漢の元号	建元元光元朔元狩元鼎元封太初天漢太始征和後元始元元鳳元平本始地節元康神爵五鳳甘露黄龍初元永光建昭竟寧建始河平陽朔鴻嘉永始元延綏和建平太初元将建平元寿元始居摂初始
新の元号	始建国天鳳地皇
更始朝の元号	更始
後漢の元号	建武建武中元永平建初元和章和永元元興延平永初元初永寧建光延光永建陽嘉永和漢安建康永憙本初建和和平元嘉永興永寿延熹永康建寧熹平光和中平光熹昭寧永漢中平初平興平建安延康
その他の元号	漢復龍興建世
中国の元号一覧