上田一紀

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上田 一紀(うえだ かずき)は、日本の社会学者情報学者社会情報学情報法学)。学位は修士(社会学)関西大学2014年)。静岡県立大学短期大学部一般教育等講師。

株式会社テレビ金沢での勤務を経て、関西大学経済・政治研究所研究協力員などを歴任した。

来歴[編集]

生い立ち[編集]

同名の学校法人により設置・運営される関西大学に進学し[1]経済学部にて学んだ[1]2011年平成23年)3月、関西大学を卒業した[1]。向学心を断ちがたく、母校である関西大学にて大学院に進学し[1]社会学研究科のマス・コミュニケーション学専攻にて学んだ[1][2]松井修視の門下となり[2]情報倫理や情報法を研究した[2]2014年(平成26年)に修士(社会学)の学位を取得した[3]。さらに2017年(平成29年)3月、博士後期課程を単位取得満期退学した[1]

社会学者として[編集]

大学院生のまま[1]、2014年(平成26年)4月より関西大学の経済・政治研究所にて研究協力員を務めた[4]。経済・政治研究所では、アクションリサーチ研究班に在籍した[4]。また、同年5月より、関西大学のライティングラボにてチューターを務めることになった[5]

大学院を単位取得満期退学してからは[1]、2017年(平成29年)4月より関西大学の経済学部にて講師を非常勤で務めた[4]。2019年(平成31年)4月には、県と同名の公立大学法人により設置・運営される静岡県立大学に採用され[4]短期大学部にて講師に就任した[4]。短期大学部では一般教育等を担当した。

研究[編集]

専門は社会学情報学であり、特に社会情報学情報法学といった分野を研究していた[6]。具体的には、表現の自由についての研究や[7]、編集権や編集の自由についての研究に従事した[7]。学術団体としては、日本マス・コミュニケーション学会などに所属した[8]

略歴[編集]

著作[編集]

寄稿、分担執筆、等[編集]

  • 草郷孝好編著『市民自治の育て方――協働型アクションリサーチの理論と実践』関西大学出版部、2018年。ISBN 9784873546704

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]