ロンシャンの礼拝堂

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ノートル・ダム・デュ・オー礼拝堂(-れいはいどう、仏:Chapelle Notre-Dame du Haut)は、フランスのアルザス地方のロンシャン(Ronchamp)に位置する、ル・コルビュジエの設計による礼拝堂である。一般には、ロンシャンの礼拝堂と呼ばれることが多い。

元々ロンシャンは巡礼地であり、この地には中世に建てられた礼拝堂があったが、第二次世界大戦の際に、ナチス・ドイツの空爆により破壊された。戦後、ロンシャンの人々は再建を願い、アラン・クチュリエ神父の推薦によりル・コルビュジエに設計が依頼された。

1950年に設計が始まり、1955年に竣工した。ここではコルビュジエがサヴォア邸などで主張していた近代建築の五原則に基づく機能性・合理性を重視した表現とは異なる、うねった屋根による外部空間、厚い壁から光が差し込む内部空間が特徴とされる。特にファサードはカニの甲羅を形どったとされる独特な形態で、鉄筋コンクリートで可能になった自由で彫塑的な造形を示している。このことからコルビュジエの後期の代表作とされる。

ロンシャン教会ロンシャンの教会と呼ばれることも多いが、あくまで礼拝堂であって教会としては扱われていないため誤りである。

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