ロビン・クック (作家)

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ロビン・クック
(Robin Cook)
Robin Cook in Warsaw Poland 2008.jpg
ワルシャワにて(2008年)
誕生 ロバート・ブライアン・クック
1940年5月4日(73歳)
アメリカ合衆国の旗 ニューヨーク州ニューヨーク
職業 作家眼科医、ダイバー
言語 英語
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ジャンル 医療ミステリ
公式サイト http://www.robincookmd.com/
Portal.svg ウィキポータル 文学
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ロビン・クックDr. Robin Cook、本名:ロバート・ブライアン・クック〈Robert Brian Cook〉、1940年5月4日 - )は、アメリカ合衆国医師医学公衆衛生を題材とした作品を多く発表する作家ニューヨーク州ニューヨーク生まれ[1]

医学とスリラーのジャンルを融合させた作品で知られ、作品の多くは『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー・リストに名を連ね、『リーダーズ・ダイジェスト』に取り上げられたこともある。これまでに刊行された作品は全世界でおよそ1億部の売り上げがある[2]

経歴[編集]

ニューヨーククイーンズ区で育ち、8歳の時にニュージャージー州レオニア英語版へ引っ越し、そこで初めて自分の部屋を持つことができた[3]

ウェズリアン大学コロンビア大学の医学大学院を卒業・修了。ハーバード大学の医学大学院も修了した[4]ボストンの家と、妻子が暮らすフロリダ州ネープルズとを分けて生活している。現在はマサチューセッツの眼耳専門病院の休暇中で、医学とファンタジーを融合させた作品でベストセラーを生み出した。彼の作品は、現代医療の技術的な可能性やそれに伴う倫理的な問題を読者に提起し続けている。

小説[編集]

映像化[編集]

コーマ』はマイケル・クライトン監督・脚本で映画化され、興行的に成功を収めた。『スフィンクス』は、レスリ=アン・ダウン英語版フランク・ランジェラ主演で映画化された。またテレビドラマ化も多くされており、1993年12月に『ロビン・クックの“医療過誤”』がCBSで、1994年11月に『モータル・フィア/死の恐怖』がNBCで、1995年5月に『アウトブレイク―感染』を原作とした『LEVEL4』がNBCで、1996年2月に『ターミナル/末期病状』がNBCで放送された。2008年には『フォーリン・ボディ 陰謀のカルテ』がマイケル・アイズナーによってウェブで50エピソード放送された。『インヴェイジョン―侵略』では、NBCがさらに2本の製作を進めていることを明かしている[5]

作品リスト[編集]

# 邦題 原題 刊行年
アメリカ合衆国の旗
刊行年月
日本の旗
訳者 出版社 日本の旗
1 Year of the Intern 1972年
2 コーマ―昏睡 Coma 1977年 1983年7月 林克己 早川書房
3 スフィンクス Sphinx 1979年 1980年6月
4 ブレイン―脳 Brain 1981年 1981年5月
5 フィーバー―発熱 Fever 1982年 1982年12月
6 ゴッドプレイヤー―神を演ずるもの Godplayer 1983年 1984年4月
7 マインドベンド―洗脳 Mindbend 1985年 1985年12月
8 アウトブレイク―感染 Outbreak 1987年 1988年3月
9 モータル・フィア―死の恐怖 Mortal Fear 1988年 1989年5月
10 ミューテイション―突然変異 Mutation 1989年 1990年8月
11 ハームフル・インテント―医療裁判 Harmful Intent 1990年 1991年4月
12 ヴァイタル・サインズ―妊娠徴候 Vital Signs 1991年 1992年8月
13 ブラインドサイト―盲点 Blindsight 1992年 1993年9月
14 ターミナル―末期症状 Terminal 1993年 1994年8月
15 フェイタル・キュア―致死療法 Fatal Cure 1994年 1995年8月
16 アクセプタブル・リスク―許容量 Acceptable Risk 1994年 1996年9月
17 コンテイジョン―伝染 Contagion 1995年 1997年7月
18 クロモソーム・シックス―第六染色体 Chromosome 6 1997年 1998年7月
19 インヴェイジョン―侵略 Invasion 1997年 1997年12月
20 トキシン―毒素 Toxin 1998年 1999年11月
21 ベクター―媒介 Vector 1999年 2000年6月
22 アブダクション―遭遇 Abduction 2000年 2001年10月
23 ショック―卵子提供 Shock 2001年 2002年11月
24 シージャー―発作 Seizure 2003年 2012年6月 川副智子
25 Marker 2005年
26 Crisis 2006年
27 Critical 2007年
28 Foreign Body 2008年
29 Intervention 2009年
30 Cure 2010年
31 Death Benefit 2011年
32 Nano 2012年12月
(予定)

出典[編集]

  1. ^ Stookey, Lorena Laura (1996). Robin Cook: A Critical Companion, Westport, CT, London: Greenwood Press. ISBN 0-313-29578-6
  2. ^ AEI Speakers, American Entertainment International Speakers Bureau. "Robin Cook Biography". Second and fifth paragraphs. Retrieved 8 April 2012.
  3. ^ Fabrikant, Geraldine. "TALKING MONEY WITH: DR. ROBIN COOK;Prescription: Real Estate, And Lots of It", The New York Times, January 21, 1996. Accessed April 4, 2011. "Dr. Cook's fascination with real estate goes back to his childhood. He grew up in Queens, the son of an art director at an advertising agency who bought a photostat business. Money was usually tight, he said, though by the time he was 8 years old, the family had 'nudged its way into the middle class' and moved to Leonia, N.J."
  4. ^ Cooking Another Medical Thriller, Naple News. By Sandy Reed. "Q&A about [Robin Cook's] 31st book and much more." Sixth paragraph. 27 March 2012. Retrieved 7 April 2012.
  5. ^ Robin Cook Info”. 2007年10月8日閲覧。

外部リンク[編集]