ラミーキューブ
ラミーキューブ(Rummikub)は、トルコの伝統ゲーム「オケイ」を元にした、数字パズル的テーブルゲーム。最初に手札の中で同色の続き数字や色違いの同数字の3枚以上の組を作り卓上に出す。出された牌は他のプレーヤーでも自由に利用することができ(各プレイヤーの手番中に限る)、手牌を全て出し切ったプレーヤーが勝利。
3年に1回、世界大会が開催されている。第1回と第5回大会で日本人の桑原正人が優勝。氏は1991年の第1回大会の開催地イスラエルを舞台にしたゴルゴ13の「ジョーカーを砕く」において、ストーリーには関わらないが実名で登場している。
柔軟な思考と緻密な戦略を要するそのゲーム性は評価が高く、1980年にはドイツ年間ゲーム大賞を受賞している。
[編集] ルール
まず順番を決める為にタイルを裏返しにして、よく混ぜる。混ぜ終わったら裏返しのまま、タイルを7枚ずつ積みあげ、テーブル中央に横一列にならべておく。(最後の一山だけが8枚になる)
106枚のタイル全部を裏返しにしてよく混ぜ、その中から各プレイヤーはタイルを1枚ずつ取る。 色に関係なく一番大きい数字を引いた人からゲームをスタート。時計と逆まわりにプレイをする。
まず、一番目のプレイヤーから順番に、積まれたタイルを1山(7枚)づつ端から(※8枚の山になったのとは逆の端から)順番に取ってゆき2周し、取ったタイルの合計14枚が最初の手持ちタイルとなる。(残ったタイルはそのままテーブル中央に積んでおく)
1~13までの4色(青・赤・黄・黒)の数字が書かれたタイルを使って同じ色の連続数字(ラン)か同じ数字の色違い(グループ)が、場の上(タイルを出してゆくテーブル上)で最低3枚以上の組(グループの場合は3枚か4枚となり、ランの場合は3枚~13枚)になるように組み合わせて出す。ただし最初に出す際には、出すタイルの数字の合計が30を上回らねば場に出せない。最初に出すタイルの枚数は3枚以上なら何枚でも良い。出せない場合は、山(場に積んである残りのタイル)からタイルを1枚引いて手持ちのタイルに加える。数字の合計が30を上回る組み合わせが出来るまで、順番が回ってきても山からタイルを一枚引くを繰り返し、場にタイルを出す事は出来ない。
この初回のルールをクリアした後は、順番が廻ってくるたび、手持ちのタイルだけで組を作るのではなく、場に出ている全てのランとグループを崩して自由に組み合わせても良い。この場合手持ちから出すタイルは何枚でも良い。ただし手番終了時に場に出ている全ての組が3枚以上で成立している必要がある。 この組み合わせの変更をアレンジと呼び、このゲームの一番の特徴ともいえる。 アレンジによって場の流れが大きく変わることもあり、相手の出方をみる洞察力も要求される。
また、このゲームにはトランプのようなジョーカーが2枚存在する。ジョーカーはすべての数字の代わりに使うことが出来るが、以下の制約がある。
- ジョーカーの含まれたランやグループはアレンジすることが出来ない(追加は可能)
- ゲーム終了時に手牌に残っていると30点の失点となる
なお、最近ではジョーカーが含まれていてもアレンジ可能とする代わりに50点の失点となるルールが主流となっている。
全ての手札を出し切ったプレーヤーが勝利し、その他のプレーヤーは手札の合計分だけ失点。規定回のプレーで得点(というより失点)を競う。
[編集] ゲームの特徴
名前の通りトランプゲームのラミーに似ており、ルールを見ると思考パターンや雰囲気は麻雀に近いものがある。ただし、手番中ならばいくらでも牌を場に出したりアレンジをすることが出来るため、ゲームの展開は麻雀に比べるとスピーディーである。 また、手番に制限時間が設けられているのも特徴のひとつで、緊張感の中でいかに冷静な判断力を維持できるかが勝利の秘訣とも言える。