ヘティ・グリーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ヘティ・グリーン

ヘティ・グリーンHetty Green,本名:ヘンリエッタ・ハウランド・ロビンソン・グリーン(Henrietta Howland Robinson Green)、1834年11月21日 - 1916年7月3日)はアメリカの女性投資家実業家

人物[編集]

捕鯨業で財をなしたクエーカー教徒の資産家の家に生まれ、両親から譲り受けた遺産を元に南北戦争時のアメリカ国債大陸横断鉄道などへの投資・投機を行い、莫大な資産を築く。

19世紀末、世界でもっとも資産を持つ女性であり、その投資手腕や風貌などから、「ウォール街の魔女」と呼ばれた。しかし、その資産とは裏腹に常軌を逸したケチであったことでも有名で、ギネスブックにも公認された「世界一のケチ」である。

1916年に親友のリアリー伯爵夫人の自宅に招かれた際に卒中で死去。遺産は約1億ドルと見積もられた。

「世界一のケチ」を物語るエピソード[編集]

  • ボロボロの衣服を着て、安アパートに住んでいた。更には料理を温める光熱費すら惜しんで、冷たいオートミールを食べていた。
  • ある時、息子が足を怪我したが、彼女はその治療費を出す事も惜しんで無料診療所を探し続けた。その結果、息子は治療が遅れ、足を切断する羽目になった。
  • 卒中で死亡したが、その直前まで脱脂乳の効用をめぐって口論をしていた。

関連項目[編集]