フロッグマンレコーズ

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フロッグマンレコーズ(Frogman Records)は、日本インディーズレコードレーベルテクノに関するCDレコードを主にリリースしている。

設立は1993年佐藤大KEN=GO→により設立された(初期のメンバーには野田努、野村昌史、弘石雅和、森川佳宣らも加わっていた)。当時ヨーロッパ発のテクノが日本に大量に紹介され、またケン・イシイススム・ヨコタなどの日本在住のテクノアーティストがヨーロッパのレーベルからCD、レコードをリリースして日本国内でもテクノが流行していた。その中で、日本からのテクノの発信を目的としてフロッグマンレコーズが設立された。同年の12月31日のレーベル最初のイベントでは、田中フミヤ石野卓球(フライヤーには記されていないシークレットゲストだった)、ケン・イシイ他当時の日本のテクノアーティストが多く参加した。

1994年5月に、レーベル最初のシングルであるC.T.SCAN(CMJKの変名)"Scanner"を発売する。


レーベルからリリースしたアーティストは日本人が中心であるが、レーベルと関わりの深いトビーネイション(Tobynation)との繋がりから、マイク・ヴァン・ダイク(Mijk Van Dijk)などもリリースしている。

2007年12月19日に「最初で最後」と銘打ったレーベルベスト盤「FINE: The Best of Frogman」をリリース。次いで2008年1月25日に開催されるそのリリースパーティをもって、レーベルの冬眠(Cold Sleep)が発表された。約15年の歴史に一旦の幕が下ろされる事となった。

サブレーベル[編集]

フロッグマンレコードはクラブなどでかかることを前提としたフロア寄りの曲が多い。アンビエントエレクトロニカ寄りの曲は、フロッグマンレコードのサブレーベルであるU.S.B.(United Sound of Blue)を中心にリリースされている。

その他[編集]

フロッグネーションは、佐藤大の活動の場の広がりとともに、フロッグマンレコーズが母体となって設立されている。

外部リンク[編集]