ビリオンロード

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ビリオンロード
ジャンル ボードゲーム
対応機種 Nintendo Switch
WindowsSteam
開発元 マトリックス
B.B.スタジオ
発売元 [Switch]バンダイナムコエンターテインメント
[Steam]Acttil, LLC.
プロデューサー 宮崎あおば[1]
音楽 古川典裕
美術 土居孝幸
人数 1-4人
メディア ダウンロード
Switchゲームカード
発売日 Switch
日本の旗2018年11月29日
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗2020年4月16日
Steam
世界の旗2020年4月17日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
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ビリオンロード』(BILLION ROAD)は、バンダイナムコエンターテインメント(BNEI)より2018年11月29日に発売されたNintendo Switch用ゲームソフト[2]。また、Microsoft Windows版がSteam2020年4月17日より配信されている(英語・中国語のみ)。

概要[編集]

日本各地を移動してお金や物件を増やして、億万長者を目指すすごろく形式のボードゲーム。類似のゲーム性を持つ作品に『鉄道王』『桃太郎電鉄シリーズ』『ご当地鉄道 〜ご当地キャラと日本全国の旅〜』がある。

キャラクターデザインは『ジャンプ放送局』や『桃太郎シリーズ』を手掛けた土居孝幸、世界観・キャラクター設定は井沢ひろしがそれぞれ担当している[1]

作品の特色[編集]

  • モードは「フリープレイ」の他に、30年勝負の「勝ち抜き戦」や3年勝負の「短期決戦」が存在する。
  • プレイヤーのアバターは自ら作成できる。また、プレイヤーのイメージカラーは赤・青・緑・黄の中から自由に選択できる。ただし2人以上のプレイヤーが同じカラーを選択することはできない。
  • フリープレイのプレイ人数は最大で4人で、年数は最大で99年である。
  • キャラクターが自ら道路上(一部は航路上や空路上)を移動する形式である。
  • 物件ジャンルは農林・食品などに分かれており、3段階まで増資が可能である。また、農林物件も売却の対象に含まれている。
  • プレイヤーを手助け・妨害する要素として、アイテムやモンスターが採用されている。モンスターにはプレイヤーを手助けする「ハタラキ種」、プレイヤーに取り憑き妨害したり助けてくれたりする「トリツキ種」、全プレイヤーに損害を与える「テンテキ種」がいる。ハタラキ種は3体まで仲間にすることができる。トリツキ種は他のプレイヤーに擦り付けることができる。テンテキ種はハタラキ種を連れていることで撃退できる。

脚注[編集]

関連項目[編集]

桃太郎電鉄シリーズ
ハドソンから発売されていたコンピュータボードゲーム。現在はゲーム監督のさくまあきら及びハドソンを吸収合併したコナミデジタルエンタテインメント(KDE-J)が著作権を保有している。土居がキャラクターデザイナー(『初代』~『2017』、『2017』では桃太郎と貧乏神のみ)・井沢がシナリオ協力、テストプレイヤーとして長年携わっていた作品で、コンセプトやルールが本作と類似している。
また、本作の発売から2年後の2020年11月にKDE-Jから発売された桃太郎電鉄シリーズの第23作『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜 』では、土居が本作に参加した関係上、土居のデザインは「使えないし、お互いに気まずい」とされ、キャラクターデザインが変更されている。
怪物パラ☆ダイス
メイクソフトウェアから発売されたプレイステーション用の同ジャンルのゲーム。さくまあきらがゲームデザインを手掛け、キャラクターデザインを土居が、音楽を桃太郎伝説・桃太郎電鉄を手掛ける関口和之が担当している。
さくま式人生ゲーム
タカラから発売されたプレイステーション用の同ジャンルのゲーム。さくまあきらがゲームデザインを手掛け、キャラクターデザインを土居が、音楽を『桃太郎電鉄HAPPY』~『桃太郎電鉄G』を手掛けた宮路一昭が担当している。続編的な作品として『お仕事式人生ゲーム めざせ職業王』が同社から発売され、同ソフトの開発にもさくま・土居・宮路が関わっている。
ご当地鉄道 〜ご当地キャラと日本全国の旅〜
本作と同様にBNEIから発売されたボードゲーム。日本各地を移動して競う形式が類似している。

外部リンク[編集]